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◆冬

 冬は万物が活動を抑え、静かに過ごす季節。家の中や室内で過ごす時間も増えるシーズンです。無理に活動的にならず、春へ向けてエネルギーを溜め込む時期だと考えるといいでしょう。逆に汗をかきすぎる運動や、サウナなどの習慣は身体のエネルギーの不足につながるのでこの時期は控えめに。

 冷えた身体を温めるのに効果的なのが、生姜や長ネギなどの薬味系、シナモンやクローブなどのスパイスです。また、黒胡麻や黒豆、くるみも身体のエネルギーを溜め込むのに効果的な食材なのでおすすめです。

 身体を動かさないことの弊害で、しもやけや冷え性にもなりやすいので、温かい湯船に浸かったり、寝る前にストレッチをしたり、やさしく身体を動かす習慣も取り入れてみましょう。

季節の養生を活用して、健康習慣を身につけよう!

 「特定の季節に、いつも体調を崩す」という方は、今回ご紹介した季節の養生をご参考に食材選びをしてみてください。

 暑い、寒い、ジメジメするなど、季節によって感じる不快症状は違ってきます。現代では、一年中同じ食材を入手することも可能ですが、身体に起きている症状と向き合いながら、最適な旬の食材を選んでみましょう。

 日々の季節の移ろいに耳を傾けながら、食べ物を変えていくことは、一番手軽に取り入れられる身体の整え方であるとも言えます。

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さとうあい

宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、企業様向けフードコンサルティング事業を行う、motto cooking tableを主宰する傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。

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Column

さとうあいの薬膳レシピ

季節の変わり目や、疲れなどからくる体調の変化に薬膳料理はいかがでしょう。
身近な食材を使った薬膳料理を、料理家のさとうあいさんが教えてくれます。
難しい準備は不要! 簡単でおいしいレシピの数々に体も喜ぶはず。

2023.10.14(土)
文・撮影=さとうあい