この記事の連載
- さとうあいレシピ #1
- さとうあいレシピ #2
- さとうあいレシピ #3
- さとうあいレシピ #4
- さとうあいレシピ #5
- さとうあいレシピ #6
- さとうあいレシピ #7
- さとうあいレシピ #8
- さとうあいレシピ #9
- さとうあいの薬膳レシピ #10
- さとうあいの薬膳レシピ #11
- さとうあいの薬膳レシピ #12
- さとうあいの薬膳レシピ #13
- さとうあいの薬膳レシピ #14
- さとうあいの薬膳レシピ #15
- さとうあいの薬膳レシピ #16
- さとうあいの薬膳レシピ #17
- さとうあいの薬膳レシピ #18
- さとうあいの薬膳レシピ #19
- さとうあいの薬膳レシピ #20
- さとうあいの薬膳レシピ #21
- さとうあいの薬膳レシピ #22
- さとうあいの薬膳レシピ #23
- さとうあいの薬膳レシピ #24
- さとうあいの薬膳レシピ #25
- さとうあいの薬膳レシピ #26
- さとうあいの薬膳レシピ #27
- さとうあいの薬膳レシピ #28
- さとうあいの薬膳レシピ #29
- さとうあいの薬膳レシピ #30
- さとうあいの薬膳レシピ #31
- さとうあいの薬膳レシピ #32
- さとうあいの薬膳レシピ #33
- さとうあいの薬膳レシピ #34
- さとうあいの薬膳レシピ #35
- さとうあいの薬膳レシピ #36
- さとうあいの薬膳レシピ #37
- さとうあいの薬膳レシピ #38
- さとうあいの薬膳レシピ #39
- さとうあいの薬膳レシピ #40
- さとうあいの薬膳レシピ #41
- さとうあいの薬膳レシピ #42
- さとうあいの薬膳レシピ #43
- さとうあいの薬膳レシピ #44
身の危険を感じるほどの暑さが続く日本列島ですが、ついつい冷たいものやアイスを毎日食べてしまっている。なんてことはありませんか? 薬膳では、冷たすぎる物の食べ過ぎや、クーラーの当たりすぎは、夏バテを招くとも言われています。食欲が落ちたり、身体の浮腫みやだるさが酷くて、外出がおっくうになってしまったりする症状として現れます。
今回は、冷えた食べ物以外で、暑くなった身体を効果的に冷ますことができる薬膳食材を使ったデザートをご紹介します。薬膳では食材の温度よりも、食材自体が持つ効能を重要視します。熱を冷ます食材なのか、温める食材なのかによって、身体の状態が変わってきますよ。
スーパーで手に入る食材でも、組み合わせ次第で今感じている不調を改善できるのが薬膳の面白いところ。ご紹介するメニューを、アイスや冷たいジュースの代わりに食べることで、効果的に暑さを取り除くことができるので、ぜひお試しください。
◆美肌効果も! トマト寒天ゼリー
トマトは身体の熱を冷まし、潤いを補うことで喉の渇きを止めてくれる効果があります。また、抗酸化作用が強く紫外線でダメージを受けた肌の修復も助けてくれます。そのまま食べても美味しい夏野菜のトマトですが、美味しさをそのまま味わえる寒天ゼリーに仕上げました。
酸味のあるさっぱりとした仕上がりで、暑さを忘れさせてくれるような味わいが特徴のデザートです。甘くしたい方はお好みで砂糖をプラスしてみましょう。
夏のデザートで使われることの多い寒天も、身体の熱を冷ます効果があります。棒寒天と粉寒天が販売されていますが、今回は素材をそのまま使え、効果も高い棒寒天を利用しました。水戻しをすることで、簡単にゼリーを作ることができるので、トマト以外のフルーツと合わせて作ってもいいですね。
●材料(4人前)
・トマト:4個(600gほど)
・棒寒天:1/2本
・レモン汁:小さじ1
●作り方
(1)トマトは適当な大きさに切ります。
(2)ボウルに水を入れて棒寒天をふやかします。
(3)ミキサーに(1)を入れてから、撹拌します。
(4)(3)のトマトを計量し、合計800グラムになるように水を足します。鍋に移し入れて、(2)の棒寒天を入れ、弱火で加熱します。
(5)寒天が全て溶けるまで、ゆっくり木べらで混ぜながら加熱しましょう。
(6)ザルで漉しながら、容器に入れます。
(7)冷蔵庫に入れて2〜3時間ほど冷やし固めます。
(8)容器から取り出し、器に盛りつけて完成です。お好みでバジルやミニトマトを飾りましょう。
2023.08.12(土)
文・撮影=さとうあい