街はいよいよホリデーシーズン。クリスマスソングが流れ、イルミネーションが煌く様子に心ときめきます。
なかでも高級ホテルは、普段から一歩入ると別世界気分を感じさせてくれる場所。フェスティブシーズンの華やかな気分を思いっきり味わってほしい! と、訪れるゲストのために趣向を凝らしたツリーで迎えてくれます。
CREA WEBでは、毎日1本ずつ、アドベントカレンダーのようにホテルのクリスマスツリーをご紹介。ぜひ、写真からも特別で厳かな気分を味わってくださいね。
◆ハイアット セントリック 銀座 東京
毎年、アートと融合したツリーにファンが多い「ハイアット セントリック 銀座 東京」のクリスマスツリー。
今年は、現代美術家・足立篤史氏の制作によるクリスマスツリー、その名も「137_+1」が展示されました。
ホテルのある銀座・並木通りの中心は、かつて新聞社が立ち並び、24時間活気にあふれていた情報と文化の発信地。その場に敬意を払い、新聞社の東京本社がスタートしたという1888年から現在までの年月、そしてこれから迎える未来の1日「+1」を表現しています。
ツリーの枝は、よく見ると本物の新聞紙。ホテル開業以降の新聞紙を使い、棒状に丸め、束ねています。勢いがありながらもどっしりとしたその様子は、街で稼働していた輪転機を想起させるもの。
銀球のオーナメントは、鏡のように、誌面にある出来事や、人の記憶、時間を映し出しているかのようです。
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- 文=CREA編集部
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