トレーニングを習慣にし、食生活のバランスを整え、自然の中を歩く時間をつくる。そんな小さな積み重ねが、黒木メイサさんの心と体を支えています。ハワイでの暮らしがもたらした変化や、子育てを人生の軸とする今だからこそ気づいたこと、そして忙しい日々のなかで自分らしさを保つための向き合い方を伺いました。

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ハワイで大切にしていたのはハイキングの時間

――ジムに通ったり、食生活を気をつけるようになったそうですが、具体的にどのような体のケアをしていますか?

 ジムに行ってるとかカッコつけたことを言いましたが、基本的には自宅でYouTubeをみながらトレーニングしています。家でやっているだけだと刺激がなくなってくるので、気が向いたらジムに行く、という感じです。トレーニングって習慣化するまでが大変で、始めた頃は泣きそうになりながらやってました。なんとか2週間続けると体が少しずつ慣れてきて、だんだん体を動かすことが気持ちよくなってきましたね。

 食生活は、すごく意識しているわけではないんです。昨日はパスタ食べたから、今日はグルテンやめておこうかな、くらいな感じで。バランスを重視してます。ずっと前から、美容のためにたくさん水を飲んだほうがいいって言われてますけど、これだけはどんなに頑張っても1日2ℓなんて飲めなくて。確実に20年以上は言われ続けている気がするんですけどね(笑)。

――現在発売中の『CREA』はハワイ特集です。黒木さんはハワイと東京の二拠点生活をされていましたが、ハワイに暮らすことで変化は生まれましたか?

 それこそ、体のことを気にし始めたのはハワイで暮らし始めたことが大きいと思います。日本よりもオーガニック食品が手軽に手に入りますし、体を動かすチャンスが多い場所なので。コロナ禍だったこともあると思いますが、ハワイにいると自然も多いので本来の人間らしい時間を過ごせた感覚がありました。

 東京にいるとどうしても気持ちが急かせかして焦っちゃうんですよね。オフの日にも何かしら予定を入れてしまって、気づけばいつも忙しくしてしまう。でも、ハワイでは本当に何もしない時間が自然と生まれて、オンとオフのメリハリをつけることができました。

――再び東京の暮らしに戻ってみて、いかがですか?

 それが「郷に入れば郷に従え」で、またせかせかしちゃってます(笑)。週末に予定も詰めちゃいますし。ハワイの家のすぐ近くに山々があったので2日に1回くらいのペースでハイキングをしていて、それがすごくいい時間だったんですよね。だから東京でもハイキングは続けたいと思っていて。高尾山などの低山を巡ったり、街中なら明治神宮をのんびり歩いてみたり、歩くだけの時間を意識的に作るようにしています。

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