イタリア食材やワインの輸入を扱う日欧商事。同社の社員が過ごした夏の思い出をお届けしつつ、「PLANETA Chardonnay」30周年記念ラベルボトルを3名様にプレゼントします。


 皆さん、こんにちは!

 まだまだ暑い日が続いていますが、夏休みはゆっくりリフレッシュできましたでしょうか。

 私はこの夏、初めてニューヨークのマンハッタンを訪れました。実は学生時代、マンハッタンと移民の歴史について勉強していたこともあり、ニューヨークを訪ねることは長年の夢のひとつでした。

 今回は夏休みの番外編として、ニューヨークで出会った「イタリア」と、その先に改めて見えてきた「シチリア」についてお話ししたいと思います。

マンハッタン島。

 エンパイアステートビル、イエローキャブ、タイムズスクエア、セントラルパーク……。映画やドラマで何度も目にしてきた風景が次々と現れ、私のミーハー心を大いに刺激しました。

 そんななか、イタリアワインに携わる私がどうしても訪ねたかった場所が、マンハッタン南部の「リトル・イタリー」です。

リトル・イタリー。

 19世紀末から20世紀初頭にかけて、この周辺には多くのイタリア移民が暮らしていました。1880年代から1920年頃までに400万人を超えるイタリア人がアメリカへ渡ったといわれ、その多くは南イタリアの出身者。シチリアからやって来た人々も数多くいました。

 彼らの多くが初めてアメリカの土を踏んだ場所が、ニューヨーク湾に浮かぶエリス島です。

自由の女神とエリス島の移民博物館。

 今回の旅で、私が最も訪れたかった場所がエリス島の移民博物館でした。かつて移民局だったこの場所を、世界各地からやって来た約1,200万人もの人々が通過しました。映画『ゴッドファーザー PART II』で、幼いヴィトー・コルレオーネがシチリアから到着したのも、このエリス島でした。

移民博物館の大ホール。

 かつて移民の審査が行われていた大ホールに立つと、長い船旅の果てに大西洋を渡り、初めて自由の女神を目にした人々の気持ちを想像せずにはいられません。

 当時のシチリアは、現在、私たちがワインや美しい風景を求めて訪れる島とは、まったく異なる顔を持っていました。イタリア統一後も南北の経済格差は大きく、農村部には深刻な貧困が残され、より良い暮らしを求めて故郷を離れた人々が大勢いたのです。

 移民たちは同じ町や村の出身者を頼り、小さなコミュニティをつくりました。言葉も、食べ物も、宗教行事も、家族のつながりも、人々とともに海を渡りました。

ウンベルト1世時代のイタリア移民のパスポート。

 現在のリトル・イタリーは、マルベリー・ストリートを中心とする小さなエリアです。すぐ隣には大きく広がったチャイナタウンがあり、通りを一本隔てただけで街の表情が一変します。

リトル・イタリーと隣り合わせのチャイナタウン。

 150年近い歳月のなかで大きく姿を変えた街を歩きながら、私はもうひとつの変化について考えていました。

 それは、シチリアそのものの変化です。

 かつて多くの人々が生活のために離れざるを得なかった土地。そのシチリアは現在、世界中のワインラヴァーが注目する産地となっています。

 その変化を象徴する一本が、プラネタ社の「シャルドネ」です。

プラネタ社のシャルドネの畑。

 プラネタのワイン造りの原点は、シチリア西部メンフィのウルモにあります。1985年、プラネタはこの土地でシャルドネをはじめとするさまざまな品種の可能性を探る試みを始めました。

「シチリアで、世界に通用する高品質なワインを造る」

 今でこそ不思議には聞こえませんが、当時としては大胆な挑戦でした。当時、シチリアの固有品種は世界ではまだほとんど知られていません。そこで彼らが選んだのが、世界中の人が知るシャルドネでした。

 誰もが知る品種を通して、シチリアの気候と土壌がどのような味わいを生み出すのかを伝える。国際品種への挑戦は、この島の可能性を世界に理解してもらうための戦略的な選択だったのです。

若き日のプラネタ・ファミリー。

 試行錯誤を重ね、1994年にファーストヴィンテージとなるブドウを収穫。翌1995年、「プラネタ・シャルドネ」が世に送り出されました。

 フレンチオークで発酵・熟成させた豊かさとエレガンスを併せ持つ味わいは世界から高く評価され、1998年には『ガンベロ・ロッソ』の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。2000年には『ワイン・スペクテーター』の「Top 100」にシチリアワインとして初めて選出されました。

 それまで「大量生産のバルクワイン産地」と見られがちだったシチリアのイメージを、大きく変える一翼を担ったのです。

 そしてシャルドネで世界への扉を開いた先に、ネロ・ダーヴォラ、グリッロ、カリカンテなど、シチリア固有品種の魅力も世界へと伝えられていきました。

プラネタ社 シャルドネ。

 PLANETA Chardonnayは、2024ヴィンテージで30周年という大きな節目を迎えました。

 それを記念して誕生したのが、特別なラベルをまとった「Chardonnay On Fire 2024」です。

30周年記念ボトル「Chardonnay On Fire 2024」。

 ラベルには、現代アーティスト、クレール・フォンテーヌによる作品《On Fire》を採用。炎の絵文字は、火災や戦争、気候変動など現代社会が直面する課題への警鐘であると同時に、デジタル時代における人と人とのコミュニケーションについて問いかけています。

 そしてPLANETAは、シチリアの未来に新たな足跡を残すため、「Chardonnay On Fire 2024」の3リットルボトルをシリアルナンバー入りで300本限定生産しました。

セリヌンテ考古学公園。

 その売上は全額、シチリアのセリヌンテ考古学公園に「長く美しい散歩道(Una passeggiata lunga e magnifica)」を整備するプロジェクトに充てられます。

 火災によって失われた自然を取り戻すため、植物を植え、緑と花々に彩られた散歩道をつくる未来への取り組みです。

 この3リットルボトルは日本にはわずか15本限定で入荷。購入された方のお名前は、プロジェクトへの賛同者として、公園内に設置される看板に記される予定です。

プロジェクトに関する詳しい動画はこちら

 今回ニューヨークを旅し、リトル・イタリーを歩き、エリス島を訪れたことで、何度も足を運んできたシチリアを、これまでとは少し違う角度から見ることができました。

 100年以上前、故郷を離れニューヨークへ向かったシチリアの人々。そして約30年前、シチリアから世界へ挑戦した一本のシャルドネ。

 時代も目的も、もちろんまったく異なります。

 それでも、この二つの物語の向こうには、自分たちの未来を切り開こうとするシチリアの人々の強さが見えるような気がします。

 かつて多くの人々が生活のために離れていったシチリアは、今では世界中の人々が訪れ、その土地や料理、文化、そしてワインに魅了される場所となりました。

 30周年を迎えたプラネタ・シャルドネ。この特別な一本を味わうときには、自分たちの土地とその可能性を信じ、世界へ挑戦したシチリアの人々の気概にも、ぜひ思いを馳せてみてください。

現在のプラネタ・ファミリー。

●日欧商事株式会社

https://www.jetlc.co.jp/

●高品質なイタリア食材とワインのオンラインショップ “ITALIAKARA”

https://italiakara.store/

概要

応募期間 2026年8月28日(金)~2026年9月27日(日)23:59
賞品 「PLANETA Chardonnay」30周年記念ラベルボトル(9,400円[税込])
当選人数 3名様
応募方法 下のボタンより応募フォームにお進みいただき、必要事項をご記入の上、ご応募ください。
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注意事項

  • ・賞品の発送をもって発表に代えさせていただきます。
  • ・ご応募はおひとり様1回限りとさせていただきます。
  • ・応募期間終了後、厳正なる抽選の上、当選者を決定いたします。
  • ・賞品の詳細や当選者に関するお問い合わせは受け付けておりません。
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