【提供 DHC】
仕事に趣味や家事、育児……常にフル回転の30代・40代。最近、本調子じゃないと感じる日が多い、なんだか体が重くてスッキリしない……。そんなちょっとした「不調」を感じている人も多いのでは? もしかしたらそれは、体の内側から届いたゆらぎサインかも。産婦人科専門医の山村菜実先生に、ゆらぎの理由と「ゆらがない自分」をキープするための3つのケアを聞いた。
“ゆらぐ”大人世代は、日々、不調と背中合わせ
「調子が出ず、友人に会うのも億劫」「寝た気がせず、日中ボーッとする」。病院へ行くほどじゃないけど本調子でもない、そういった気になる不調の原因には女性ホルモンが関わっている可能性があると山村先生は言う。
「女性の場合、カギとなるのは女性ホルモンの『エストロゲン』です。月経前のむくみ、感情の浮き沈み、肌あれなどは、エストロゲンの急激な減少が主な原因。女性の体調は、月経周期に合わせてゆらぐのがデフォルトです。そこに加え、エストロゲンは35歳頃をピークに分泌量が減り、40代に入るとガクッと下がります。閉経が近くなるとさらに減少して、更年期症状に悩む人が出てきます。
女性は、人生という長いスパンでゆらぎから逃れられませんが、不調な時期を通り過ぎ、振り返ったときに『あ、あのときは……』と気づくことが多いもの。ですので、早め早めに対策をすることをおすすめしたいです」
とはいえ、目に見えないエストロゲンを自分でコントロールするのは難しいのでは?
「月経周期や加齢など抗えない部分はありますが、実は、強いストレスを感じたときにもエストロゲンは減少します。例えば、働き盛りの30代・40代は、職場の人間関係や仕事の責任の重さによるストレスも大きいですよね。それ以外にも、極端なダイエットによる急激な体重の減少も体にとってはストレスですし、睡眠不足や睡眠の質の低下による集中力の低下、それによる仕事効率の悪化などでもストレスを抱えることになります。
ストレスを抱え込まないことが大事ですが、環境はなかなか変えられないですよね。でも、心持ちなら自分次第で変えていけます。日々、診察をしていて感じるのは、“女性はみんな我慢しすぎ”ということ。何もかも自分でがんばろうとしないで、頼れる人・モノがあるならどんどん頼って、甘えて、ストレス源を減らしていってほしいです」
産婦人科医が教える、手軽にできる「3つのゆらぎケア」
日常生活でエストロゲンを減らさないようにするために心がけたい、山村先生が提案する3つの「ゆらぎケア」がこちら。
【1】体調日記をつける
自分の調子がいい状態と、1カ月の中のどのタイミングでどんな不調を感じやすいかを把握するのが目的。心身の不調を感じた日に、「片頭痛あり」「無性にイライラ」など短い言葉でいいのでメモを残しましょう。日記をつけることで、例えば、月経前に気分が安定しないなら、その数日間はゆとりのあるスケジュールを組む、苦手な人との接触を避けるなどの対策が取れます。
体調日記は、できれば3カ月、少なくとも2カ月続けると自分の傾向を見極めやすくなります。
【2】幸せホルモンで自分を満たす
どれだけ対策を取っても、ストレスから逃れられないのが現代です。そこで、常日頃から自分を労って、ストレスを溜め込まない、翌日に持ち越さないようにしていきましょう。ポイントは、幸せホルモンの「オキシトシン」が出るような行動を心がけること。
好きな人と会話をする、ぬいぐるみなどふわふわしたものを抱きしめる、動物や推しの動画を見る、寝室を好きな香りで満たす。自分がリラックスできるものならなんでもいいので、「幸せだな」と感じる瞬間を増やしていきましょう。
【3】サプリメントなど頼れるものを頼る!
日本人女性は、本当にがんばり屋さん。「
そもそも、納豆や豆腐をがんばって食べたとしても、
これらを考慮すると、特にエストロゲンの分泌量がガクッと下がる
サプリメントは今日飲んで明日変化を実感するものではなく、
文=今富夕起 写真=平松市聖

