かつて、ある海外のラグジュアリーホテルのコンシェルジュから、こんな話を聞いたことがある。「ゲストが身につけているもので、その人のライフスタイルが読み解ける三種の神器がある」と。靴、ラゲッジ、腕時計だ。とくに時計は、チェックインから食事、チェックアウトまで多くの人の目に触れる機会が多い。ある意味、一目で上質感が漂うタイムピースは5つ星ホテルや豪華クルーズ、豪華列車の旅で、最高級のサービスを受けるためのパスポートであり、そのサービスを享受するマナーとも言えるのだ。
そして、そんな“旅を共にする最高のパートナー”として指名が多いのがヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」コレクションだ。旅上級者から圧倒的な支持を集める理由はどこにあるのだろう。最新作の「オーヴァーシーズ・オートマティック」の紹介と共に3つのキーワードから徹底解説する。
Keyword1. 洗練された佇まいと上品なサイズ
一目で上質感が漂うタイムピースという点で、新作の「オーヴァーシーズ・オートマティック」は理想的といえる。シンプルな3針ながら、六角形のマルタ十字のベゼルが洗練さを醸すからだ。スポーティさとエレガントさを兼ね備えた特徴的なデザインも、アクティブな旅によく映える。ダイヤモンドがあしらわれていないので、日常のどんなシーンでも愛用しやすいのもうれしい。
さらに、鮮やかな色彩のラッカー仕上げのダイヤルがポイント。卓越したクラフツマンシップにより、何層にもわたって塗り重ねられた色彩美が奥行きのある手元を演出し、装いにさりげなく個性をプラスしてくれる。女性や手首の細い方にぴったりな34.5mmというサイズ感も秀逸。アクセサリーとの重ねづけなど、ファッション的な楽しみ方もできる万能さなのだ。
Keyword2. 3つの表情を楽しめるインターチェンジャブル
「オーヴァーシーズ」の人気を決定づけるのは、なんといってもインターチェンジャブル ストラップシステム。カジュアルからフォーマルまで、さまざまなシーンやスタイルに合わせて、工具なしで自分で簡単にストラップを交換できるシステムだ。それも、裏側のレバーを引くだけで、爪を傷めることなく驚くほどスムースに交換ができる。ブレスレット、アリゲーターストラップ、ラバーストラップと全く異なるタイプの3本のストラップが付属するというのも他にはない魅力。
旅なら日中の観光にはラバーストラップ、夜のディナーではブレスレット。日常なら、仕事ではアリゲーターストラップ、会食ではブレスレットなどの付け替えが可能だ。ラバーやアリゲーターストラップは長さを調節しやすいので、シェアウォッチにしても活躍する。
Keyword3. 実用性の高い自動巻ムーブメント
限られた時間で充実した時間を過ごすためにも、旅先では正確に時刻を読みとれるタイムピースが必須。そのためにも、突然電池が止まってしまうことのない機械式時計が望ましいといえる。自動巻なら、毎日愛用していれば急に止まることはない。また、自動巻は針を動かすパワーが強いので、時刻を示す針を存在感のあるものにできるため視認性が高くなる。
新作の「オーヴァーシーズ・オートマティック」も、秒針が長く、時分針も見やすい幅と長さにデザインされている。インデックスや時分針に塗料スーパールミノヴァが配されているので暗闇でも見やすい。名門マニュファクチュールが作るムーブメントのため、防水性や耐磁性に優れているのもポイント。防水性は、突然の雨やプールサイドでも安心で、耐磁性は空港の検査や電子機器の多い移動でも時刻の狂いを気にせず旅ができるというわけだ。
Column 「オーヴァーシーズ」コレクションの歴史
ヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」が初めて登場したのは、1996年のこと。1977年に創業222周年を記念した、ブランド初の本格スポーツモデル「222」を原型とする、旅と冒険の精神を受け継いだ“スポーティシックな”コレクションとして誕生した。本格的な防水性や耐磁性を備えた初代オーヴァーシーズに続き、2000年代にはケース径を大きくしたり、クロノグラフやデュアルタイムなどの複雑機構を搭載したモデルもお目見え。2016年に、コレクション誕生20周年を機に、自社製ムーブメントを搭載した現在のデザインとなり、工具不要のインターチェンジャブルシステムを取り入れたスタイルになった。現在、さまざまなモデルがそろうので、人生という旅を共に歩むパートナーとのペアウォッチに選ぶのもおすすめだ。
ヴァシュロン・コンスタンタン
フリーダイヤル 0120-63-1755
https://www.vacheron-constantin.com
Text=Rica Ogura
