CREA2026年秋号の「1冊まるごと人生相談」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。

 仕事や恋愛、生活スタイル……私たちの日常は悩みだらけ! 編集部に寄せられた「ふつうの相談」を“その道”のトップ・プロフェッショナルに聞いてみたら? 返ってきたのは、なんだか安心できる、心強いアドバイスばかりでした。


【相談】マッチングアプリで変な人にばかり引っかかる

プロフィール写真とチャットのやりとりで「いいかも!」と思っても、会ってみると、なぜか変な人ばかり(涙)。雑踏の中から逸材を見出す敏腕スカウトマンに、人の本質を見抜く秘訣を聞いてみた。

答える人:スカウトマン  大橋良行

スカウトマン 大橋良行さん。
スカウトマン 大橋良行さん。

「会ってみたら、なんか違う」は、スカウトの世界にもあります。理由は単純で、限られた情報のなかで見えているのは、本来のその人ではなく、意図的に“作られた”印象だからです。だからオーディションでも、僕が見ているのは最前列の子ではなく、後ろの列で油断している子。人の本質は、無意識の仕草や態度に現れるものですから。

 アプリでマッチした相手と会うなら、待ち合わせに少し遅れていって、遠くから相手の様子をうかがってみてはどうでしょう。本を読んで静かに待っているのか、イライラしているのか、落ち着きなくキョロキョロしているのか……欠点だけでなく、本人さえ気づいていない魅力を発見できるかもしれませんよ。

 僕がこれまで声をかけてきたのも、「なんで私なんですか?」というような、自分の魅力に気づいていない子です。完成されている子より伸びしろがあるし、コンプレックスがそのまま個性になるケースも多い。スカウトマンに問われるのは、そうした魅力に気づく感性だと思います。

 恋愛や結婚の場合も、互いの長所だけでなく、弱さやコンプレックスも含めて理解しあった関係は、ゆるぎないものになります。あなたにとっての“逸材”はきっといるはず。ぜひいろいろな人に会って、話して、人を見る目を磨いてください。

大橋良行(おおはし・よしゆき)

1957年静岡県生まれ。株式会社アミューズの新人開発ディレクター。これまでに吉高由里子、三吉彩花、甲斐翔真ら多数のアーティストを発掘。

 続きは「CREA」2026年秋号でお読みいただけます。

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CREA 2026年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。