12月5日発売のCREA2026年冬号は、毎年人気の「贈りものバイブル」。ギフトやお取り寄せ企画に定評のある『CREA』が、本格的なギフトシーズンを前に、今年も最先端の贈りものをご提案します。
芸歴や年齢は違えど、若手時代には同居していたほど仲がいい3人。ラジオ番組「又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間」(NHKラジオ)では毎年、それぞれの誕生日にプレゼントを贈り合っていますが、3人ともいろいろと気にしがちな性格ゆえ、贈りものに対して苦手意識があるよう。
12月16日に40歳の誕生日を迎える向井さんを祝うべく、早めの誕生会を開催! 当日贈るプレゼントを考えてもらいました。
贈りものが苦手な僕らの誕生日プレゼント
――ラジオ番組を拝聴する限り、プレゼントがあまり得意ではない印象があります。
又吉 買ったのに渡せてないものがたくさんあります。例えばおみやげ。旅先でテンションが上がってしおりを20個買ったんですけど、渡せないまま家に置いてある。相手の名前とサインを入れた自分の本も、紙袋に入れて持っていくのに、相手が困るかなと思うと結局渡せなくて。
児玉 その気持ちわかります。僕はプレゼント選びから時間がかかってしまう。結局、直前に焦って選ぶことが多いです。そもそも成功したことがない。昨年なんて向井に3つくらい誕生日プレゼントを渡したのに、ひとっつも使ってくれてないよね? 折り畳み傘とスピーカーと……あとなんだったっけ?
向井 ごめんなさい、覚えてないです(笑)。ただ、もらったものは引っ越すときに絶対持っていく用の段ボールに入れてあります。元々面倒くさがりなのもあって、プレゼントが本当に苦手で。
自分のラジオ番組「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)でお世話になってるみなさんの誕生日にも、プレゼントしたいとは思っているんですが、曜日ごとにパートナーも違えば、スタッフさんもたくさんいる。僕のキャパシティでは全員の誕生日にプレゼントを渡すことは到底できないので、自分の誕生日に、逆にみなさんへプレゼントを贈ることにしました。
児玉 どういう反応なの?
向井 喜んでくれますよ。もちろん僕が苦手だということ、みなさんからのプレゼントは必要ないですってことを伝えて、ね?
又吉 賢いな。わかりやすいし、いいと思うよ。
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- 文=高本亜紀
写真=佐藤 亘
イラスト=中根ゆたか
CREA 2026年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。










