CREA2026年春号の「美容は、楽しい? 美容は、苦しい?」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。
SNSを通じて完璧な美しさが可視化され、誰もが「正解」を求めて疲弊する現代。美容は、私たちを自由にする翼なのか、それとも自分を縛り付ける鎖なのか。自分らしさを肯定し、健やかに美を磨くためのヒントを、芸人として、ひとりの女性として進化を続けるゆりやんレトリィバァさんと、ヘア&メイクアップ界のトップランナーであり、美の本質を問い続ける小田切ヒロさんに伺います。
「美容はきれいな人がするもの」と切り離して考えていた時期も
――本日のメイク、非常にパワフルで、ゆりやんさんの新しい魅力が溢れ出ています。
小田切 ゆりやんさんの内側にあるパッションやエネルギーを、暖色系のポジティブなカラーで表現しました。特に大切にしたのは、眉毛の凜々しさを生かすこと。それにもともとお肌がきれいだったので、全体的に何かで覆い隠すのではなく、透けた色味をレイヤーしていくことを最優先に考えました
ゆりやん 小田切さんが、自分では選ばないようなオレンジやイエローのチークを塗ってくださって。それだけでこんなに楽しい気持ちになれるんだって、鏡を見て感動しました。普段はノーファンデで、リップもボルドー系ばかり選んでいたけど、こうした優しくファッショナブルな色も似合うんだという発見があって、今、最高にハッピーです!
小田切 そのリアクションが最高! ゆりやんさんは、ワンプロセスごとに心から感動してくださるんですよね。これが本当に大切なんです! メイクを「やらなきゃいけない作業」として義務的にこなしてしまうと、仕上がりにもその負のエネルギーが乗ってしまうもの。一つひとつの工程にときめく心は、ぜひ読者のみなさんにも見習ってほしい。
CREA 2026年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
