ステージで喝采を浴びる者は皆、アーティストとしての自分と、素の自分のバランスに悩むようになると聞く。27歳になった“SEVENTEENの末っ子”はしかし、驚くほど前向きだった。通常版とのWストーリーで紐解くDINOの現在地。
ステージの上の自分はDINOに〝変身する〟という感覚が近い
2015年にデビューした13人組グループ、SEVENTEENは昨年10周年を迎えた。9月からはワールドツアーで各地を巡り、熱狂を巻き起こしている。だが今回のツアーにはこれまでとは大きな違いがある。ステージに立つのはフルメンバーの13人ではなく9人のみなのだ。そんな中、持ち前の高いダンススキルで鮮やかな存在感を示しているのが、最年少メンバーのDINOだ。
ディズニープラスで昨秋から配信されているドキュメンタリーでは、メンバーたちが9人体制でのパフォーマンスへの不安を率直に語っている。その後ツアーを重ねる中で、DINOは今何を感じているのだろうか。
「4人がいない寂しさ、ステージ上での空白を感じているのは事実です。でも、それぞれが自分の立場でやるべきことを理解できているし、ステージに対する欲求はこれまで以上に表現できていると思う。プレッシャーはありますが、僕自身は楽しいです」
ツアータイトルの[NEW_]には、新たな挑戦と無限の可能性という意味が込められている。
「SEVENTEENはこれまで13人全員で一つになった姿を見せることを大事にしてきました。だから個々の魅力はまだお見せできてない部分が沢山あるんじゃないかと思います。今後はメンバーそれぞれがユニットやソロでの活動を重ね、時を経て再び13人で集まることになりますが、その時にはもっと成長した、かっこいいS EVENTEENになっているはず。僕らはまだまだこれからです」
その言葉どおり、今回のツアーでは9人が互いを補いながら確かな進化を感じさせている。ライブ中盤では全員がソロステージを披露するのだが、DINOはそのトップバッターを務めた。
「一番印象に残っているのは、ツアー初日の韓国公演。初めて自分のソロ曲を披露した時です。あんなに大きなステージにひとりで立たなきゃいけないと思うと、本当に緊張しました。正直、あまり覚えていないんです。あの緊張は、それくらい久しぶりの感覚でした」
力になったのはやはり、CARAT(SEVENTEENファンの総称)からの歓声だった。
「CARATの歓声を聞くと、心身にエネルギーが一気に満ちてくるのを感じるんですよね。僕がライブでイヤモニをつけずに登場するのは、まずあの歓声を聞きたいから。ステージの上の自分はDINOに〝変身する〟という感覚が近い。CARATの歓声を耳にすると変身のスイッチが入るんです」
DINO
1999年2月11日生まれ。SEVENTEENの最年少メンバーで、PERFORMANCE TEAM所属。高いダンススキルを武器に、グループの表現力を支えてきた。好きなものは甘いものと、温泉。日本の旅館スタイルの温泉も好きだという。
DINOさん直筆サイン入りポラを1名様にプレゼント
SEVENTEEN Digital Single「Tiny Light」
3月7日よりNetflixで世界独占配信されるアニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part2のエンディング主題歌がSEVENTEENの「Tiny Light」に決定。作詞・作曲にWOOZIが参加。どんな困難が訪れても君を絶対に手放さないというメッセージが込められている。好評配信中。
(P)&(C) PLEDIS Entertainment
衣装クレジット
ジャケット 148,500円、パンツ 77,000円、サンダル 110,00円/サカイ リング(右手小指)/本人私物 その他/スタイリスト私物
続きは「CREA」2026年春号 Special Editionでお読みいただけます。
Photographs=Yeongjun Kim Styling=Yuuka Maruyama(MAKIURA OFFICE) Hair=Daeun Nam(Overmars) Make-up=Hayeon Oh(Overmars) Videograph=Seungho Ye Video edit=Minjung Lee(BNZWORKS) Coordination=Shinhae Song, Sumin Seo(TANO International) Translation=Kyungbok Bae
CREA Due Spring 2026 SPECIAL EDITION
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
