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美味しいものをついつい食べ過ぎてしまった、飲み会でいつもより飲み過ぎてしまった、など、後から気持ちが悪くなって後悔した経験はありませんか。あの時あんなに食べなければ……そんな風に後悔しても、パンパンになったお腹や気持ち悪さは解消できませんよね。
薬やサプリで食べ過ぎ、飲み過ぎを解消する方法もありますが、今回は身近な食材で作る薬膳料理での解消法をご紹介します。どれも簡単に取り入れることができるメニューなので、ぜひご活用ください。
◆食べ過ぎた日に:大根と蕪のお粥
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食べ過ぎた次の日には、半日だけ食事を抜くプチ断食も効果的ですが、消化を促す食材で作る薬膳粥を食べることもおすすめです。大根や蕪は、薬膳では「消食」という効能のある食材です。体に滞る未消化の食材の消化を助ける力があるので、食べ過ぎた時に利用するといいでしょう。
お粥料理と言うと、卵を入れたり、味付けをしっかりしたり、ついつい「足すこと」をしてしまいがちですが、食べ過ぎ対策では「引くこと」を意識しましょう。味付けも食材もなるべくシンプルにすることで、大根や蕪の効能が活かされますよ。
お粥が苦手な方は、大根や蕪のシンプルな味噌汁やスープにしてもいいですね。
●材料(1人前)
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・大根:50g
・蕪:1/2個
・ご飯:お茶碗半分
・梅干し:1個
●作り方
(1)大根は皮をむいて、すりおろします。蕪は皮をむいて、1センチの角切りにします。葉の部分は粗くみじん切りにします。
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(2)小鍋に水(300ccほど)と、ご飯を入れて加熱します。
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(3)沸騰してきたら、(1)の蕪、大根おろしを入れます。
※吹きこぼれやすいので、弱火でゆっくり加熱しましょう。
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(4)水分が足らなくなってきたら、途中で水を足しながら煮ます。
※底面の焦げに気をつけながら煮ましょう。
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(5)ご飯と蕪が柔らかくなったら、(1)の刻んだ蕪の葉を入れます。かき混ぜずに、蓋をして火を通します。
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(6)蕪の葉がお好みの固さになったら、梅干しをのせて完成です。
2023.06.17(土)
文・撮影=さとうあい