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薬膳料理と言えば、見たこともないような食材を入れてグツグツ煮る薬膳鍋や、漢方薬のような苦い味の食材を想像される方も多いでしょう。確かに薬膳料理の中には特殊な食材を利用したものもありますが、スーパーで手に入る食材を使った、気軽に楽しめる薬膳料理も多くあります。
今回は、缶詰を利用した薬膳料理のご紹介です。女性にありがちな「いつも疲れてやる気が出ない」「ちょっとしたことでもイライラしてしまう」「お肌の状態が悪い」といったお悩みを解決する食材を使った3つのレシピです。
どれもお手軽で、かつ、毎日のごはんに取り入れやすいメニューなので、ぜひ日々の健康管理にご活用ください。
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◆疲れた身体に:大豆缶で鶏つくね焼き
「畑の肉」とも呼ばれる大豆は、身体の元気を補ってくれる代表食材。季節の変わり目など疲れやすさを感じる時に、おすすめの食材です。胃腸の働きを高めて、消化を促す効果も期待できますよ。
乾燥大豆は水で戻してから煮る必要がありますが、大豆缶を使えばより手軽に調理ができます。缶詰のほか、ドライパックを利用してもいいでしょう。
●材料(4人前)
・鶏ひき肉:250g
・大豆水煮缶:1缶(120g)
・豆腐:100g
・大葉:20枚
・ごま油:適量
[A]
・片栗粉:大さじ1
・調理酒:小さじ2
・醤油:小さじ1
・味噌:小さじ1
・ごま油:小さじ1
・塩胡椒:少々
●作り方
(1) ボウルに大豆缶を入れて、マッシャーなどで細かく潰します。
(2) 鶏ひき肉、豆腐を入れて練り合わせます。
(3) Aの調味料を入れて、更に混ぜ合わせます。
(4) 適量をスプーンですくって、形を整えたら片面に大葉を張り付けます。
(5) フライパンにごま油を敷き、(4)を大葉を上にした状態で並べます。
(6) 弱火~中火で焼き、焼き色がついたら裏返します。
(7) 中心まで火が通ったら、器に盛り付けて完成です。
2023.03.25(土)
文・撮影=さとうあい