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さとうあいの薬膳レシピ #49

ぽかぽかと暖かい日差しが心地よい日も増え、春の訪れを感じる季節になりましたね。薬膳の陰陽の考えでは、春は陰の季節から陽の季節へ移り変わる時期だとされています。身体に溜まった不要な物を排出しデトックスすることで、陰から陽の季節に軽やかにシフトチェンジするための身体作りができるとされていますよ。
今回は、春の薬膳の考えを取り入れたお弁当レシピをご紹介します。春の行楽シーズンに彩りを添えるお料理として、ぜひお花見などにご活用ください。
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◆竹の子と木耳の薬膳焼売

春は、血が不足しやすいシーズンでもあります。特に貧血体質の方は、日頃から血を補うことを意識したい時期です。木耳は血を補ってくれるほか、便通を整えてくれるなど、女性にとって嬉しい効能がたっぷりの食材。血の不足が気になる方は、ぜひ普段のお食事にも木耳を活用してみてくださいね。
春に旬を迎える新玉ねぎや竹の子は、デトックス効果に加え、イライラを抑える効果も期待できます。
●材料(4人前)
30個分

・鶏ひき肉:300g
・玉ねぎ:1個
・竹の子:100g
・乾燥木耳:10個
・焼売の皮:30枚
[A]
・片栗粉:小さじ2
・調理酒:小さじ2
・醤油:小さじ1
・ごま油:小さじ1
・塩胡椒:少々
●作り方
(1) 乾燥木耳は水で戻してから、みじん切りにします。竹の子、玉ねぎはみじん切りにします。

(2) ボウルに鶏ひき肉、Aの調味料を入れてよく混ぜます。全体が均一な状態になるまでしっかり混ぜましょう。

(3) (1)のみじん切りの食材を入れて混ぜます。

(4) 親指と人差し指の先をくっつけ、円を作ったら上に焼売の皮をのせます。(3)の肉ダネを適量置いて、焼売の形に整えます。

(5) 蒸し器にクッキングシートをセットし、包んだ焼売を並べます。隣同士、隙間を開けるようにして並べましょう。

(6) 蒸し器に湯を沸かし、(5)を入れたら蓋をして強火で10〜15分加熱します。器に盛り付け、お好みで青菜を飾って完成です。黒酢と一緒に召し上がるのもおすすめです。

2023.03.12(日)
文・撮影=さとうあい