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◆菜の花の手まり寿司
春は気持ちが不安定になり、イライラが出やすい時期でもあります。菜の花はイライラを抑え、老廃物を排出するデトックス効果にも長けた食材。ほんのり感じる苦味が、春の訪れを感じさせてくれますね。酢との相性もいいので、酢飯と合わせたり、酢の物にしたりすることで、様々な料理に応用できます。
桜の花の塩漬けは、ひとつあるだけで一気にお花見気分が盛り上がるアイテムです。お弁当の飾りとして使うだけでなく、お菓子や、パンに利用してもいいですね。塩気が強いので、しっかり塩抜きをしてから利用しましょう。
●材料(4人前)
・菜の花:3株
・卵:1個
・ご飯:2合分
・白いりごま:大さじ1
・すし酢:大さじ2
・サラダ油:適量
・桜の花の塩漬け:お好み
●作り方
(1) 鍋に湯を沸かします。
菜の花は半分に切り、軸の部分を先に茹でます。
(2) 20〜30秒ほどたったら、葉の部分を入れてサッと茹でます。
すぐに冷水に取り出し、冷やします。水気をよく絞ったら、みじん切りにします。
(3) 卵焼き用フライパンを温め、薄くサラダ油を塗ります。1/2量の溶き卵を入れて、全体に広げ、薄焼き卵にします。両面焼けたら取り出し、同じ要領で薄焼き卵をもう一枚焼きます。
(4) 卵焼きを縦長に3等分に切り、半分に畳んだら、包丁で切り込みを入れます。
(5) 端からクルクルと巻いて、花の形にします。
(6) ご飯、(2)の菜の花、すし酢、白いりごまを入れて切るように混ぜます。
(7) 食べやすい大きさに握ったら、(5)の卵、塩抜きした桜を飾って完成です。
2023.03.12(日)
文・撮影=さとうあい