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　酷暑とも言われた今年の夏、冷たい食べ物を食べる機会が多かったと言う方はいませんか？　大量の汗をかいたり、冷たい食べ物やクーラーの効いた室内で暑さをしのいでいたりした方は、季節の変わり目の不調に注意しましょう。

　夏から秋の季節の変わり目は、下半身の冷えや、体のだるさ、疲れが抜けないなどの症状が出やすい時期です。また、夏の疲れが身体に残っていると、免疫力や抵抗力も落ちてしまい、風邪をひきやすいのが特徴です。

　今回ご紹介するメニューは、冷えや疲れを解消し、免疫力アップが期待できる薬膳レシピです。秋は、咳や皮膚のカサつきなど、乾燥から始まる不調症状を訴える方も多いシーズン。免疫力を上げると同時に、潤いもアップできるレシピになっているので、ぜひ季節の変わり目の食養生にご活用ください。

◆胃腸にも優しい秋鮭の紙包み焼き～梨のソース

秋鮭の紙包み焼き～梨のソース。
秋鮭の紙包み焼き～梨のソース。
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　秋に旬を迎える秋鮭。塩鮭とは違った、ふっくらとした身の食感を楽しめる季節限定の味ですね。生の秋鮭は体のエネルギーを補う効果も高く、夏の疲れを回復してくれる作用があります。冷たいアイスやジュースを口にする機会が多かった方は、下半身の冷えを感じやすい季節でもあるので、秋鮭のお腹を温める効果を利用し、胃腸の機能強化を図りましょう。

　紙包み焼きは、ホイルで包むよりも火の通りがいいので、手軽に時短で調理できるのがポイントです。レンジを利用しない場合は、少量の水を入れたフライパンに入れて、蓋をしながら蒸し焼きにする方法でも作ることができますよ。

●材料（4人前）

すぐに手に入る食材。
すぐに手に入る食材。

・秋鮭：大2切れ
・梨：0.5個
・白菜：3枚
・しめじ：1パック
・醤油麹：大さじ2
・塩：少々

●作り方

（1）秋鮭は余分な骨を取り除き、半分に切ります。白菜は1センチ幅に切り、しめじは石づきを取り除き、手で裂きます。

秋鮭は余分な骨を取り除き、半分に切る。白菜は1センチ幅に切り、しめじは石づきを取り除き、手で裂く。
秋鮭は余分な骨を取り除き、半分に切る。白菜は1センチ幅に切り、しめじは石づきを取り除き、手で裂く。

（2）ボウルに皮をむいた梨のすりおろし、醤油麹、塩を入れて混ぜます。

ボウルに皮をむいた梨のすりおろし、醤油麹、塩を入れて混ぜる。
ボウルに皮をむいた梨のすりおろし、醤油麹、塩を入れて混ぜる。

（3）（1）の鮭と、（2）の梨ソースを入れて、1時間ほど冷蔵庫で味をなじませます。

（1）の鮭と、（2）の梨ソースを入れて、1時間ほど冷蔵庫で味をなじませる。
（1）の鮭と、（2）の梨ソースを入れて、1時間ほど冷蔵庫で味をなじませる。

（4）クッキングシートを広げて、中心にしめじ、白菜を置き、（3）の鮭をソースごと入れます。

クッキングシートを広げて、中心にしめじ、白菜を置き、（3）の鮭をソースごと入れる。
クッキングシートを広げて、中心にしめじ、白菜を置き、（3）の鮭をソースごと入れる。

（5）紙を巻いて、キャンディー包みをする要領で、具材を包み込みます。

紙を巻いて、キャンディー包みをする要領で、具材を包み込む。
紙を巻いて、キャンディー包みをする要領で、具材を包み込む。

（6）耐熱皿の上にのせ、レンジで（600ワット）3分加熱します。

耐熱皿の上にのせ、レンジで（600ワット）3分加熱。
耐熱皿の上にのせ、レンジで（600ワット）3分加熱。

（7）鮭に火が通っていたら、レンジから取り出して完成です。

鮭に火が通っていたら、レンジから取り出して完成。
鮭に火が通っていたら、レンジから取り出して完成。
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2023.09.26(火)
文・撮影＝さとうあい

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