ハーブの香りと辛みが◎のニョニャカレーが作れる

◆ニョニャカレーの素 Nyonya Curry Paste

 ニョニャとは、マレー半島南部の町、マラッカ発祥の料理といわれる。多種のフレッシュハーブやスパイスを使うのが特徴で、パンチのある辛さにさわやかな後味が特徴。

 実はこの「ニョニャカレー」こそが、ユーキトレーディングの福田さんのいちおし。今まで味わったことのない繊細で奥深いニョニャカレーの味に惚れ込み、「日本人に知らせたい」と約2年前にこのプロジェクトをスタート。

 「ニョニャカレーの素」には、基本的に好みの具を合わせればいいのですが、おすすめは海老のドライカレー。

 「汁気を少なくすることで、よりハーブの香りが際立ちます。ご飯のおかずでも、ビールのおともの一品料理としてもおいしいです」と福田さん。

 作り方は、ペーストを海老にからめて炒めたら、茄子、玉ねぎなどの野菜を加えてできあがり。煮込みの時間は少なく、手軽に作れます。

2020.11.17(火)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
写真=新田知沙