簡単にマレーシアカレーが楽しめる
![マレーシアで愛されているココナッツミルク入りカレー。具材はシーフード、肉、野菜と多岐に渡り、メインの貝ごとに使われるスパイスが変わる。撮影:新田知沙](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/-/img_a9fcb77664e4e230c0f461a41e176d3b102338.jpg)
カレーという言葉を聞くと、脳内にスパイスの香りが自動再生され、お腹がぐぅと鳴るのは私だけではないはず。
“日本人はカレー好き”という説にウンウンと頷く人は多いと思いますが、その熱量に負けずとも劣らないカレー愛にあふれる国。それが、何を隠そう、われらが偏愛するマレーシアです。
紀元後2~3世紀という大むかし、インド商人の到来によってもたらされたスパイスで作るカレーは、マレーシアの伝統食であり、現代にも欠かせない日常食。
マレー系、中国系、インド系のミックスカルチャーによって発展し、多彩なスパイスの組み合わせのマレーシアカレーとなったのです。
ココナッツミルク入りのまろやかタイプが主流で、香りの強いインド系、フレッシュハーブを使ったニョニャ系、じっくり煮込んだマレー系などバラエティ豊かなのもマレーシアならでは。
そしてついに、ここ日本でも、マレーシアのカレーがブームの兆し! 5月に販売スタートした「無印良品のマレーシアカレー3種」につづき、今度は現地発のクッキングペーストが日本上陸! マレーシアに行かずとも、自宅で簡単にマレーシアカレーが楽しめます。
![2020年6月に日本での販売がスタートした「ママズ・ディライト・シリーズ」。各460円。撮影:新田知沙](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/b/-/img_fbb60df6c1af7573741e90306c2afb61199657.jpg)
発売されたのは、「ママズ・ディライト」シリーズ。スパイスの卸しも手がけるユーキトレーディングの商品で、質のいいスパイスを使用。
こちらのクッキンペーストを使えば、チキンカレー、チキンライス、カレーラクサ、ニョニャカレー、海鮮サンバル炒めの5種のマレーシア料理が調理可能!
![左上より時計まわりに、チキンカレー、チキンライス、カレーラクサ、ニョニャカレー、海鮮サンバル炒め。撮影:新田知沙](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/7/-/img_d78475186d2a7763825e90c91ce3412a165996.jpg)
2020.11.17(火)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
写真=新田知沙