【京王プラザホテル ～ 未来へ繫ぐおもてなし vol. 4】天空の静寂なサンクチュアリで知る、ウェルビーイングの伝統

高層の静謐に包まれて心身を “調律” するひととき

◆京王プラザホテル［東京・新宿］

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　非日常に導かれて心身をリセットする……。いつの時代もホテルは、心と体を整える場としてウェルビーイングを体現してきました。

　日本初の超高層ホテルとして1971年に開業した京王プラザホテルは、躍進する新都心･新宿にありながら “高層階の静謐” という新たなラグジュアリーを創出。

　空間を包む陽光、青く煌めく街のイルミネーション、目覚めとともに浴びる朝日……。一日の光のリズムに寄り添う滞在は、日常からゲストを解き放ち、都市型ホテルにおけるウェルビーイングの原点となったのです。

　そして、その体験をラグジュアリーに進化させたのが、本館35〜41階のクラブフロア「プレミアグラン」。地上と隔絶される贅沢を満喫できる、ワンランク上の客室です。

　ロクシタンのバスコスメ、今治タオルなどアメニティにもこだわり、ナイトウェアは着心地のよさに購入するゲストも多数。

　また、夜になると都庁舎のプロジェクションマッピングを目前にするフィットネスジムのほか、眺望も素敵なリラクセーションサロン「THE SKY SALON」も館内に。

　ひとりひとりに寄り添ったアロマトリートメントやストレッチ、ボディケアなど、極上の施術を午前4時まで体験でき、もちろんビジターも利用可能。心身ともに癒やされます。

　さらにオールデイダイニング「樹林」で提供されるヴィーガンブレックファストも好評。稀代の造園家・深谷光軌氏が手がけた「雑木林庭園」を眺めながら過ごすひとときも上質です。

　また、館内を彩る巨匠作家によるアートに触れれば、“知的ウェルネス” の感性も満たされることでしょう。

　開業から間もなく55年。京王プラザホテルは、時代に合わせたウェルビーイングをこれからもゲストに提案し続けていくのです。

CREA Traveller 2025年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。