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◆すもももももなカプレーゼパフェ
![「すもももももなカプレーゼパフェ」2,420円。シャンパンとともに味わうと、さらにさわやか。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/-/img_8eab8b878babe96090fc5eaace75444f55828.jpg)
遊び心あるネーミングの「すもももももなカプレーゼパフェ」は、カプレーゼをイメージしてつくられた桃が主役のパフェ。
「桃は私が一番好きなフルーツなので、気合が入ります。桃を最大限おいしく食べるには、やはりフレッシュで味わうこと。年々、夏が暑くなっているので、サラダ感覚でさわやかに食べていただけるように考えました」と、延命寺さんは話します。
![仕上げにエキストラバージンオリーブオイルを。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/-/img_7a1923a369f24da4cc9b2175dfccfe4867483.jpg)
トップのオリーブオイルのアイスクリームには、桃の皮を煮出したグラニテを添え、青みのあるオリーブオイルをかけて。まわりを福島県「わたなべ果樹園」から届けられるフレッシュな桃が囲み、トマトコンソメのジュレが色と旨みをプラスします。
![桃の皮のグラニテの美しいこと。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/-/img_e5e8c8bafd5ed201fb70227d44ac978360813.jpg)
その下に敷かれたバニラのビスキュイが桃の果汁を受け止め、プラム「大石早生」のシャーベットと、バジルのブランマンジェ、バターとアーモンドの風味豊かなクランブルが層を成します。
「大石早生は、花のように華やかな香りが大好き。桃の香りを強調した感じで、酸味と甘みのバランスもいいんです。皮の際に酸味と旨み、香りがあるので、皮ごとピュレにしてからシャーベットに仕立てます。このパフェのなかで、ここが一番食べてもらいたいところ」と、延命寺さん。
![夏らしいさわやかなパフェ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/-/img_39577f866ff9056764192d272d04caa077093.jpg)
「バジルの清々しい香りも夏らしく、桃やスモモと相性がいいと思います」
その言葉どおり、口に運ぶと桃の香りとジューシーさ、プラムの甘酸っぱさが弾け、そこにオリーブオイルやバジルの青みのある香りが重なって、なんともさわやか。暑さに疲れた体がすっと癒されていきます。
2024.06.27(木)
文=瀬戸理恵子
写真=鈴木七絵