東京のラグジュアリーホテルの中でも特にファンの多い「パーク ハイアット 東京」が2025年12月にリニューアルオープン。

リニューアル前もそうであったように、ホテル内の「ペストリー ブティック」で買う手みやげや自分へのちょっと贅沢なおいしいものは特別なアイテムです。

よりエレガントにブラッシュアップされた「ペストリー ブティック」では、華やかな生菓子や、味わい深く多くの人に愛される焼き菓子、風味豊かなパンやヴィエノワズリーなど、見ているだけでも心躍るアイテムが多数並びます。そのなかから、エグゼクティブ ペストリーシェフのジュリアン・ペリネさんに、ギフトにもぴったりの5品をおすすめいただきました。


生ケーキ、焼き菓子、パンもショコラも揃う

 パーク ハイアット 東京の「ペストリー ブティック」といえば、エグゼクティブ ペストリーシェフのジュリアン・ペリネさんによる独創的で洗練されたスタイルと味わいのケーキをはじめ、パンやヴィエノワズリー、焼き菓子、チョコレートなど多彩なラインナップが魅力的。連日、多くの人々がギフトや手土産を求めて訪れます。

 「今回のペストリー ブティックのリニューアルは、大きく変えるというよりも、ひとつひとつの質を高めて“ベター”に。シグネチャーアイテムも、たとえば「ショートケーキ」はホテル内でコンペティションを行い、スポンジ生地の間に生クリームとイチゴをはさむだけでなく、イチゴとラズベリーのジャムとシロップを組み込んだスタイルに変更して、味わいを深めました」と、ジュリアンさん。

 店内のディスプレイも見直し、新しい冷蔵ショーケースに変えて、宝石のようなケーキが映える、エレガントでモダンな装いに。これまでビニール袋で個包装し、ショーケースの上などに置かれていたパンやヴィエノワズリーは、新しく設けたコーナーにそのまま美しく並べられ、思わず手に取りたくなるような上質感を漂わせています。

 それでは、ジュリアンさんおすすめの5品を順にご紹介しましょう。

◆ベリーのシャルロット

 日本の食文化や食材への探求心も強く、そこから得たインスピレーションを季節感とともに表現するジュリアンさんのケーキ。クリエイティブで美しいデザインと、デザートのようにみずみずしく洗練された香りと味わい、繊細かつ多彩に組み合わされた食感にセンスが光ります。

 リニューアルを機に生まれた新作は、花のような形が愛らしい「ベリーのシャルロット」。濃密でいて口溶けのよいイチゴのムースの中に、果実味あふれるイチゴのジャム、ピスタチオのスポンジ生地を忍ばせ、サクッとしたピスタチオのクランチがアクセント。トップにはフレッシュなベリーがこんもりとのせられ、ベリーの甘酸っぱさが心地よく重なり合う、春らしさいっぱいのひと品となっています。

 「シャルロットは、伝統的なお菓子の名前であるともに、2歳になる私の娘の名前でもあり、特別な思いを抱いています。休館期間中にシグネチャーとなるケーキをつくろうと考えていたとき、MOF(フランス最優秀職人)に輝く友人のフランス人パティシエが制作したこの型にクリエイティビティを刺激され、使わせてもらうことにしました」と話す、ペリネさん。

 ひと目見るだけで心が弾む優美なフォルムは、ギフトにもぴったりです。春はイチゴ、夏はマンゴーというように、季節ごとに異なる味わいで提供予定といい、「娘が成長していくのと同じように、このお菓子も進化させていきたい」と、ジュリアンさん。楽しみが広がります。

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