「愛は勝つ」は発明だ! 素直な気持ちを歌い続けて35周年 いまこそ語りたいKANの魅力
「愛は勝つ」は一つの発明だと思っている。古くから歌謡曲の代表的テーマだった「愛」。それはいつの世も尊いけれど不確かなもの。そこに、バブルが弾けた1990年、新時代とともに突然ドカンと「愛は勝つ」と来たもんだから私は本当に驚いた。今年35周年、御年59才、もうすぐ還暦! KANの魅力をいま改めて――。
- CULTURE
2022/06/17
COLUMN
田中稲の勝手に再ブーム
80~90年代というエンタメの黄金時代、ピカピカに輝いていた、あの人、あのドラマ、あのマンガ。これらを青春の思い出で終わらせていませんか? いえいえ、実はまだそのブームは「夢の途中」! 時の流れを味方につけ、新しい魅力を備えた熟成エンタを勝手にロックオンし、紹介します。
田中 稲
大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門』(実業之日本社)など多数に執筆参加。個人では昭和歌謡・ドラマ、都市伝説、世代研究、紅白歌合戦を中心に執筆する日々。著書に『昭和歌謡 出る単 1008語』(誠文堂新光社)、『そろそろ日本の全世代についてまとめておこうか。』(青月社)がある。
●オフィステイクオー http://www.take-o.net/