お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第44回は、マユリカ・阪本さんです。
現在、スコティッシュフォールドのうに君(オス・3歳)と暮らしています。幼い頃から実家で動物と一緒に暮らしていた経験もあって、動物が好きだったという阪本さん。猫との生活は初めてだそうで、驚くこともあったと話します。
クールで物怖じしない印象の強い阪本さんですが、うに君はかわいくて仕方がない様子。冷静に話す中にも、優しさと愛情を存分に感じました。
――うに君と一緒に暮らし始めたいきさつを教えてください。
結婚する前から今の奥さんと暮らしてたんですけど、その頃からお互い、猫と一緒に暮らしてみたいという気持ちがあったんですね。
僕、犬を飼ったことはないんですけど、元々は猫より犬のほうが好き。従順で甘えてくれる感じがいいなと思っていたんです。けど、彼女の実家にいたスコティッシュフォールドを見て、なんてかわいいんやろうとびっくりしたというか。猫ってシュッとしてるし、ツンツンしていて甘えなかったり、目つきとかも鋭かったりする印象が強いじゃないですか。けど、スコティッシュフォールドはポテンとしていて、こんなにかわいい猫がおるんやって興味を持ち始めたんですよね。で、そうこうしてるうちに、ペットショップで出会って。
うに君との暮らしは驚きの連続
――ひとめぼれですか?
ひとめぼれでしたね。見た目がかわいくて。あと、その時点でだいぶ大きくなっていたので、売れ残っちゃうんじゃないかという心配もありました。その日に見てからもう1回、店に戻って「やっぱりこの子にします」って言うたんですけど、閉店ギリギリやったんで「今日は無理です」と断られて。次の日にもう一度、店に行きました。
――パートナーの方が猫と暮らした経験があったのならば、一緒に暮らすために必要なものとかは最初に揃えられたんですね。
そうですね。ただ、僕は何も知らなかったので、驚くことが多かったです。ご飯を残してたので心配してたら、奥さんに「いや、猫は犬みたいに全部食べへんよ」と言われたりして。観察してると、ちょっと食べてやめたかと思えば、気ぃ向いた時にまたちょっと食べてっていうのを繰り返していて。そうすることも知らなかったのでびっくりしました。
――これまでに動物と暮らした経験はあったんですか?
芸人になってからハムスターを飼っていたことはありました。あと、物心がつく前から、実家にはインコとかウサギとか何かしら動物がいたので、僕もいつの間にか動物好きになっていました。
マンションなので猫とか犬は飼えなかったんで、家にいたのは(規約で)禁止されてない動物だけで。犬や猫とはずっと一緒に暮らしてみたかったんですけど、なかなかそういう機会がなくて。やから、今回はほんまに念願でした。
