この記事の連載
さとうあいレシピ #1
さとうあいレシピ #2
さとうあいレシピ #3
さとうあいレシピ #4
さとうあいレシピ #5
さとうあいレシピ #6
さとうあいレシピ #7
さとうあいレシピ #8
さとうあいレシピ #9
さとうあいの薬膳レシピ #10
さとうあいの薬膳レシピ #11
さとうあいの薬膳レシピ #12
さとうあいの薬膳レシピ #13
さとうあいの薬膳レシピ #14
さとうあいの薬膳レシピ #15
さとうあいの薬膳レシピ #16
さとうあいの薬膳レシピ #17
さとうあいの薬膳レシピ #18
さとうあいの薬膳レシピ #19
さとうあいの薬膳レシピ #20
さとうあいの薬膳レシピ #21
さとうあいの薬膳レシピ #22
さとうあいの薬膳レシピ #23
さとうあいの薬膳レシピ #24
さとうあいの薬膳レシピ #25
さとうあいの薬膳レシピ #26
さとうあいの薬膳レシピ #27
さとうあいの薬膳レシピ #28
さとうあいの薬膳レシピ #29
さとうあいの薬膳レシピ #30
さとうあいの薬膳レシピ #31
さとうあいの薬膳レシピ #32
さとうあいの薬膳レシピ #33
さとうあいの薬膳レシピ #34
さとうあいの薬膳レシピ #35
さとうあいの薬膳レシピ #36
さとうあいの薬膳レシピ #37
さとうあいの薬膳レシピ #38
さとうあいの薬膳レシピ #39
さとうあいの薬膳レシピ #40
さとうあいの薬膳レシピ #41
さとうあいの薬膳レシピ #42
さとうあいの薬膳レシピ #43
さとうあいの薬膳レシピ #44
さとうあいの薬膳レシピ #45
さとうあいの薬膳レシピ #46
さとうあいの薬膳レシピ #47
さとうあいの薬膳レシピ #48
さとうあいの薬膳レシピ #49
さとうあいの薬膳レシピ #50
さとうあいの薬膳レシピ #51
さとうあいの薬膳レシピ #52
さとうあいの薬膳レシピ #53

春になると、気温や湿度の変化で体がちょっと不安定になりがち。特にこの時期は、朝起きたときや、ふとしたタイミングで、足がふわっと浮くような感じがしたり、体の力が抜けるようなめまいを感じやすくなります。
忙しい朝に調子が悪いから食事を手抜きしてしまう、ということもあるかもしれません。しかし、そんな時こそ食事で体を整える大切なチャンスです。
実は、朝食に少しの工夫を加えることで、めまいや疲れを和らげ、元気に1日をスタートさせることができます。そこで今回は、国際中医薬膳師のさとうあいさんに、朝ごはん向きのめまい対策薬膳レシピを伺いました。特別な食材がなくとも、手軽に作れる薬膳メニューになっているので、忙しい朝に元気をチャージできますよ。
春の体調不良を食事でサポートし、一日をもっと快適に過ごすための第一歩として、ぜひ試してみてください。
◆大豆とひじきの煮物

ひじきや干し椎茸、大豆は、体の内側から元気を支えてくれる力があります。鶏ひき肉や小松菜を加えることで、ふらつきや疲れを感じるときのサポートに。さらに、梅干しの酸味には、体にこもった余分な熱をやわらげたり、気分をスッキリさせてくれる働きがあるので、朝のぼんやりした気分をシャキッとさせてくれる嬉しい効果も。
コトコト煮込むことで味がじんわり染み込み、鰹節と醤油麹の風味が香る優しい味わいに仕上がります。ごろっとした大豆やシャキッとした小松菜の食感も楽しく、朝から心もお腹も満たされる薬膳レシピです。前日に作り置きしておけば、すぐに食べられるので、ぜひ忙しい朝の常備菜として、取り入れてみてください。
●材料(4人前)

・ひじき:10g
・大豆水煮缶:80g
・鶏ひき肉:50g
・干し椎茸:3枚
・小松菜:3株
・鰹節:5g
・梅干し:1~2個
・ごま油:小さじ1
・醤油麹:小さじ1(または、醤油:小さじ1+みりん:小さじ1/2)
●作り方
(1)小松菜は、株を切り落とし、4センチ長さに切ります。

(2)ひじき、干し椎茸は水で戻します。

(3)鍋にごま油、水切りをした(2)のひじきを入れます。千切りにした(2)の干し椎茸を入れて混ぜながら加熱します。

(4)油が全体に絡まったら、鶏ひき肉を入れて炒めます。

(5)鶏肉の赤みがなくなってきたら、大豆水煮缶、鰹節を入れます。椎茸のもどし汁、水を適量入れて、焦げ付かないように、弱火で煮込みます。

(6)ひじきがやわらかくなってきたら、(1)の小松菜、みじん切りにした梅干しを入れます。

(6)小松菜がしんなりしてきたら、醤油麹、または醤油+みりんで味を調えて完成です。

2025.04.22(火)
文・撮影=さとうあい