この記事の連載
◆ティラミスパフェ
![「ティラミスパフェ」2,750円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/c/1280wm/img_accb354f74110b5fe50a6d019482c48294903.jpg)
年に2回ほど期間限定で登場するという「ティラミスパフェ」は、唯一、内容を変えずに提供し続けているスペシャリテ。「フルーツを主役として使わないパフェをひとつつくろうと思い、みんなが好きなティラミスをパフェにしました。でも、どこにもないようなパフェにしたくて、合わせたのがビールです」と、宮田さん。
![大人のためのパフェ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/1280wm/img_1b0caa824c9992121a673b3d2e2face275504.jpg)
トップには、カカオパウダーをふりかける代わりにチョコレートのチュイールを。さらに、スペインのプレミアムなビール「イネディット」を使ったグラニテと、香り高いほうじ茶のアイスクリーム、ビターチョコレートのガナッシュのそれぞれに異なる苦みが出合い、深みある大人な味わいを醸し出します。
![ほろ苦さのグラデーション。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/1280wm/img_1585ff59deb20c60d1ee5d0911ac320471656.jpg)
その下に層を成すのは、マスカルポーネのムースとほろ苦いコーヒーゼリ―、キリリとしたラム酒のゼリー。そして、宮田さん自ら収穫したブドウ「ナガノパープル」を、オーブンでセミドライにしてラム酒に漬けた、自家製ラムレーズンの力強い果実味と食感がアクセントに。まろやかなムースと混じり合って口の中でゆるりと溶けていく、2種のゼリーの落ち着きある味わいと豊かな香りが広がって、最後まで飽きの来ないおいしさ。至福の余韻に包まれます。
![ヘネシーのコニャックを合わせて。3,300円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/1280wm/img_9d28249f4cde8492780f9d2eb375383c71135.jpg)
午後はジェラートを気軽に楽しめる
![ジェラートは750円~。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/8/1280wm/img_780e3297f4b3da7b37b5ad5e50cd30fd51604.jpg)
非常に人気が高く、予約困難店として知られる「Patissiere MAYO」ですが、同じビルの2階には、午後2時からオープンしていて予約不要の「Patissiere MAYO Flat」も。こちらでは、厳選素材を使用した全約8種類のジェラートや、カップ入りでカジュアルなスタイルのパフェが購入でき、3階のテラスでゆっくり楽しめます。
![焼き菓子もこちらで。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/b/1280wm/img_0ba93c067aca517ad5d75e12298f716c104300.jpg)
また、ギフトやおみやげにもぴったりな焼き菓子もそろい、「Patissiere MAYO」のクオリティそのままの味を気軽に味わえるとあって、人気を集めています。
美術館やショッピング、お食事など、六本木散策の折に足を運んでみては?
Patissiere MAYO(パティシエール・マヨ)
![ひっそりとした外観。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1280wm/img_f2d266ed45617200bdcb1fa0e1c59f1230877.jpg)
所在地 東京都港区六本木7-10-2 アートスケープ六本木3F
電話番号 非公開
営業時間 18:00~21:00は完全予約制(90分制)、21:00~23:00は完全予約紹介制
定休日 不定休
Instagram @patissiere_mayo
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
名作パフェ図鑑
2024.05.14(火)
文=瀬戸理恵子
写真=鈴木七絵
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