日本でもバクテー用の漢方パックが購入可。これを使えば、簡単に現地の味を再現できる。 味つけにしょうゆやオイスターソースを使うため、煮ものにも似た食べやすさ。また、丸ごと入ったにんにくは本来香りづけだが、とろとろに煮こまれていて、食べてもおいしい。 タレはスープに加えるのではなく、豚肉や油揚げなど具にちょっと垂らして食べる。辛いものが苦手な人は、唐辛子は食べずに、辛さがしみ出たしょうゆだけをつけよう。 豚肉の甘いだしがしみ出たスープは、ご飯にもよく合う。 さらに現地の味に近づけたい人は、中華揚げパン(ネット販売で購入可)を用意し、たっぷりスープをしみこませて食べよう。 スープが味の決め手なのはマレーシアと同じ。今回使用した「バクテーの素」(dfe)には、白胡椒、シナモン、セージ、フェンネルなどの漢方が使用されていて、スパイシーでさわやかな香りが特徴。 シンガポール版バクテーには、甘い黒醤油(たまり醤油やタイのシーユーダムで代用可)に刻み唐辛子を加えたタレを用意しよう。深みのある辛さがスペアリブによく合う。 左から、マレーシア用の「A1バクテーの素」(4パック) 3,400円、シンガポール用の「バクテーの素(dfe)」(4パック) 1,058円。