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◆トマト
夏野菜の代表食材のひとつでもあるトマト。夏のトマトは甘みがあってジューシーで美味しいですが、こちらも体の熱を冷まし、汗で失った水分を補う食材です。トマトは加熱をすると血を補う効果が強くなるので、血が不足しがちな女性にも嬉しい食材です。
スープや、パスタ、サラダなど様々なお料理にも使えるのが魅力です。
◆きゅうり
ウリ科であるきゅうりは、水分が豊富でほてりやのどの渇きに効果があります。約95%が水分なので、食べるだけで水分補給が叶うところも、夏におすすめな理由。利尿効果も高いのでむくみ解消にも効果的な食材です。
暑がりで夏の暑さが辛いと感じる方は、きゅうりを使った食事を毎日の食卓に取り入れてみましょう。きゅうりは生のまま食べることが多い食材ですが、薬膳では炒めたりスープに入れたり、加熱したものを利用することもあります。
◆苦瓜(ゴーヤ)
独特な苦味が特徴のゴーヤは、沖縄料理ではおなじみの食材ですね。炒め物や、漬物などで食べられることが多いです。薬膳では、体の熱を冷ますことと、デトックス効果が期待できる食材とされています。
吹き出物や口内炎など皮膚や粘膜の炎症がある場合に、活用するのもおすすめです。
2024.07.02(火)
文・撮影=さとうあい