海外コスメが続々日本へ上陸するということは、すなわち逆も同じ。海外ではいま、日本の美容が J-Beauty として注目を浴びているのだ。みるみる切り拓かれる新しい美容の地平から、目が離せない。(前後篇の後篇/前篇を読む)
#1 日本のお家芸、化粧下地が今とんでもないことになっている

もともと欧米には化粧下地という概念はなく、コレ極めてアジア的なアイテム。
そこまで執拗に丁寧に化粧するのはアジア人だけ? でも今や世界的に主軸アイテムになりつつあり、日本の化粧下地はそれだけで肌が出来上がってしまうほどの美肌効果を備えることに。
メイクの上に塗ってもOKのフィット感で、いっそファンデの後に化粧下地を塗る人もいるほど、均一で艶めく肌が出来上がる。このこだわりが数々の傑作を産んだのだ。
ポール&ジョー ボーテ
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カネボウインターナショナルDiv.
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クレ・ド・ポー ボーテ
フリーダイヤル 0120-86-1982
2024.11.01(金)
文=齋藤 薫(美容ジャーナリスト)
写真=平松市聖
CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。