◆02 京都「菓子屋 のな」のお菓子
続いても和菓子。こちらはね、テイクアウトのみなんですが京都を訪ねたらぜひ寄ってほしいです。かねてより「新感覚の和菓子」と評判を聞いていましたが、今秋ようやく行けました。
「文学和菓子 アントニオとララ」はアンデルセンの『即興詩人』に着想を得たお菓子とのこと。香ばしく深い甘さの焦がしキャラメルあんと、爽やかな甘酸っぱさが鮮烈なマンゴートロピカルあん、2種のあんこ玉セットは今年体験したおいしいサプライズの中でも群を抜いていて忘れられないもの。
来年も必ず再訪して、看板商品のひとつという「あんバターチャバタ」をいただきたい。
2023.12.16(土)
文・撮影=白央篤司