阪神電車こと阪神電気鉄道の鳴尾・武庫川女子大前駅から、南東に歩くこと10分。ブルーの壁面とドアが「ティールーム ロゼット」の目印です。

 店内は、椅子やテーブルがゆったりと配され、落ち着いた英国風。暖炉を模したコーナーやティーセットが飾られたキャビネットがあり、イギリス好きなら興味津々になること間違いなしです。

 入ってすぐの木製の食器棚に並んだ、おいしそうなケーキや焼き菓子に見入ってしまいます。全て、店主・浦壁律子さんの手作りです。

 取材当日に並んでいたお菓子をご紹介しましょう。

 まずは「スコーン」。プレーンだけでなく、クランベリー、紅茶&ホワイトチョコ、キャラメル&キャラメルチョコなどがあり、数種類で、「スコーンだけでなく、どのお菓子も、おばあちゃんやお母さんが家族のために作っているお菓子、と思っていただけたら良いなと思っています」と律子さんはにっこり。

 ヴィクトリア女王にちなんだ「ヴィクトリアケーキ」は、2枚のスポンジ生地の間に甘酸っぱいカシスやラズベリーなどのジャムを挟んだもの。イギリスのティータイムには欠かせないケーキで、紅茶によく合い、ここでも定番の一品。

 すりおろしたニンジンを生地に混ぜ込んだ「キャロットケーキ」も人気です。様々なレシピがあり、レーズンやナッツを入れたものも多いようですが、ここでは、律子さんの好みで、レーズンやナッツなしで焼き上げています。また、通常はクリームチーズを使ったフロスティングを載せるのですが、律子さんは、時季に合わせて得意のアイシングで飾ることもあるとか。

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