ライン無しのハウツーは?
続いて、涙袋メイクの別バージョンをご紹介しましょう。
去年、涙袋メイクに出会った後で、メイクさんにメイクをしていただく機会が数回あったのですが、その時に、某メイクさんが「涙袋も描いておきますね」と言って涙袋を描いてくれたのをガン見しました。すると、涙袋の濃い色のラインを描いていなかったのです。アイシャドウを涙袋の位置にグラデーションさせて塗っただけ!
「涙袋の位置にアイシャドウを塗るだけでも、涙袋になるのか!」と新たな可能性に開眼。
暗めの色でなくても、例えば赤などのやや濃いめの色を塗って、上からそれより明るめの色を塗れば、涙袋が際立つと知りました。
今回はより簡単に、先ほどのバージョンから、濃い色で描いた線を省いた方法をご紹介します。
こちらです。
涙袋の線を描いていないのに、まるで描いたかのように涙袋のラインがくっきり見えることに注目です。この方法は濃い線を描かない分、より自然に仕上がるかもしれません。
具体的なやり方としては、先ほど使った明るめの色を涙袋全体に塗り、同系色でさらに明るめ光沢のあるピンクのアイシャドウを最も盛り上がる位置に塗り、ついでに目尻にアイラインも少し入れます。
では、涙袋メイクのパターンを2つ並べておきましょう。
1:濃い線+明るめ(光沢)アイシャドウ
2:明るめ(光沢)アイシャドウのみ
ちなみに、2はメイクを下地からやり直したのでキレイに見えているだけかもしれません。手軽に目を大きく見せるだけなら、濃いめのラインを引くだけの下写真左の「パターン0」がタイパ的には一番簡単です(タイパ=タイムパフォーマンス)。
髪が邪魔に感じると思うので、全体像も載せておきますね。
いずれにしても、いろんな涙袋メイクができると、武器になって心強いです。
目の調子やお肌の調子、使える時間を考慮しつつ、使い分けてみてください。
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2023.08.27(日)
文・写真=にらさわあきこ