こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。日に日に暑くなってきて、外に出るのも一苦労ですよね。運動量が減ってしまうと、筋肉量も減りがちに。
そこで、オススメしたいのがタンパク質の摂取。筋肉量を減らさないためには、毎日タンパク質をしっかりと摂取するのが大事です。
とはいえ、暑過ぎて火を使う料理はしたくない……。そんな時に活用したいのが、ヨーグルト。今回は、ヨーグルトで作る簡単デザートとおかずのアイデアを、次回と2回に分けてご紹介します。
●マシュマロを上品なババロア風に
まずは、私の夏のイチオシ、マシュマロを使うデザートです。
私は普段からマシュマロをよく料理に使っているのですが、夏のオススメはヨーグルトとのコラボ。
マシュマロをヨーグルトに入れて、ババロア風にするのです。
材料は、マシュマロとヨーグルトのみ。個数や量は好みで調整してください。
作り方も簡単で、マシュマロをヨーグルトに入れるか、ヨーグルトをマシュマロにかけるだけ。
冷蔵庫に8時間程度入れておけば、もう完成なのですが、食感がババロアのようにこっくりとして、ほどよい酸味もあり、美味しいのです。
最初に食べた時は、自分で作ったにもかかわらず、「え、どこのパティシエのデザートですか?」と思ったほど。
マシュマロとヨーグルトという、共にタンパク質が豊富な食材の組み合わせなので、タンパク質補強にもピッタリ。
しかも「ヨーグルトにマシュマロを入れる」状態さえおさえれば、あとはなにかを加えても美味しいので、アレンジは無限大。いくらでも好みを追求できます。
●成分が仕上がりと味に直結
なお、作るのは簡単ですが、美ボディを目指す場合には、ちょっとだけコツがあります。
コツと言っても単純で、「材料を選ぶ」こと。
材料が2つだけなので、素材の品質が味にも栄養にも直結するのです。
まず、一つ目の材料、ヨーグルトは、脱脂粉乳などの使われてない生乳100%のものを選ぶといいでしょう。
私自身は、ヨーグルトメーカーで自作することが多いのですが、市販品を使う場合は、小岩井の「生乳100%ヨーグルト」を使用しています。
また、マシュマロも成分をチェックするのが大事です。
そもそもマシュマロは、メレンゲに水あめを加え、ゼラチンで固めて作るもの。
なので、原材料は、メレンゲを作る時に使う「卵白と砂糖」と水あめとゼラチンのみのシンプル素材。
ですが、手に入れやすい市販品には、コーンスターチを使っているものも多いですし、大豆タンパクや増粘剤などを使っているものもあります。
シンプル素材の商品は、実はなかなか入手しづらいのですが、買う時にしっかりと原材料をチェックして、ゼラチンがちゃんと使われているか、余計なものが入っていないかを知っておくのは大事でしょう。
ちなみに、シンプル素材のマシュマロは、ヨーグルトに簡単に溶けるので、そのままの形で入れて問題ないのですが、余計なものが入っていると溶けづらいので仕上がりが微妙です。
その場合には、最初にマシュマロを細かくしてからヨーグルトに足すといいですが、余計なものがあるとわかった時点で材料のマシュマロを変えてみるのもオススメです。
2022.07.10(日)
文・写真=にらさわあきこ