こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 暑過ぎて、バテていませんか? 私はバテると、目元に疲れが出て、目が小さくなってしまいます。が、最近、素晴らしい目元カバーテクを手に入れたのですよ。涙袋メイクです!

 去年、大学生の姪に習ってから、目が小さい日にこっそりと取り入れているのですが、「全然気がつかなかった」「いいね」と誉められることばかり。

 そこで、大人にこそ試してほしい私流の簡単・涙袋メイクをご紹介します。


濃いシャドウと細いブラシを準備

 まずは、使うアイテムから。

 世の中には、涙袋メイク専用のペンシルなどもあるようですが、私の涙袋メイクは手持ちのアイテムを利用しています。

 基本的には、濃いめのシャドウと細めのブラシがあればOK。

 私は、眉を描く時のアイブロウパウダー(ブラウングレー)とブラシを使っています。

 これだけでもいいのですが、ハイライトも入れるとさらにメリハリがつきます。なんならハイライトだけでもOK。こちらも、手持ちのアイテムで大丈夫です。

 では、描いていきましょう。

 場所は、自分の本当の涙袋の位置に描くのがポイントです。

 涙袋は、あごを上げて目を細めると出てきます。

 ブラシに取る量は、少なめに。

 まずは涙袋の中央にブラシを置いて、左右に線を広げていきます。

 ここで注意点が2つ。

 一つ目は、「自分本来の涙袋のラインを守ること」。

 「せっかくなので、本当の涙袋よりも大きくしたい」と野心を持って本来の位置より下に描くと、違和感が出てしまいます。

 もう一つは、「目頭から目尻まで、きっちり線を入れないこと」。

 しっかり入れるよりも、中央に少し入れるくらいの方がナチュラルに仕上がります。なお、しっかり描き切って攻めたい場合は、少しずつ様子を見ながら広げていくといいでしょう。

 続いても重要な手順、「ぼかし」です。

 まずは綿棒でぼかして、その後、指でなじませます。

 ちなみに下記写真の左は、ブラシで描いたままの状態のものです。これでも案外違和感なくみえませんか?

 この段階で終えてもいいのですが、メリハリを作るために、ハイライト的な明るめアイシャドウを線と目の間にのせていきます。

 なお、ハイライトとして使うアイシャドウは光沢が多少はあったほうがいいですが、あり過ぎると大人としては微妙に後悔するかもしれないので、塩梅を見てください。

 これで、完成です。

 今回は大げさに描いてみましたが、全体で見ると意外と自然です。

 ちなみに外で見るとより違和感がありません。

 マスクをしていたころに外で撮影したものがあるので、お見せするとこんな感じです。

2023.08.27(日)
文・写真=にらさわあきこ