こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 息をするだけでも暑い夏。今年も、酷暑になってきましたね。

 暑い夏でも筋肉量を減らさないために、私は普段以上にタンパク質を多く摂るよう心がけています。

 前回は、ヨーグルトとマシュマロで作るデザートをご紹介しました。

 今回は、ヨーグルトで作るおかずを2品ご紹介します。


●乾物をヨーグルトで戻す

 暑い夏の時期は、できれば火を使う料理はしたくないですよね。

 しかも今年はエネルギー不足と言われていますから、電力やガスを節約する意味でも、火を使わない料理はオススメ。

 私がよく作っているのは、ヨーグルトを使う乾物料理です。

 前回は、マシュマロをヨーグルトに加えましたが、乾物もヨーグルトで戻すといいんです。

 ヨーグルトで戻せば、水を使わないので水不足の解消になるし、なによりとても簡単です。

 美味しく手軽で、暑くなくて、エコ! その上、乾物は栄養の宝庫なので、栄養補給の意味でも「ヨーグルト+乾物」は、本当にオススメなのです。

 「乾物をヨーグルトで戻す」手法については、私は大学時代から行っているのですが、10年位前に、乾物に着目したレシピを考案している『DRYandPEACE(ドライアンドピース、以下、ドライアンドピース)』という2人組のユニット主催の料理体験会に参加してから、よりブラッシュアップされました。

 特に高野豆腐は、それまでヨーグルトで戻したことがありませんでしたが、以来活用するように。

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 今回は、私のレシピを紹介しますが、お2人のレシピが見たい方は、乾物をヨーグルトで戻すことをテーマにしたお2人の本などでチェックしてください。

●切り干し大根と高野豆腐

 では、紹介していきましょう。作るのは、「切り干し大根」と「高野豆腐」です。

 まずは切り干し大根から。

 作る、といっても滅茶苦茶簡単で、容器に切り干し大根を入れたら、ひたひたよりも多いくらいにヨーグルトを加えるだけ。あとは、冷蔵庫に入れて、2~3時間で完成です。

 私はタッパー容器を使って作りますが、ジップロックなどの保存バッグを使用してもOK。

 ポイントは、ヨーグルトを惜しみなく使うこと。

 乾物は結構水分を吸うので、多めにしておけば間違いはなく、多過ぎたとしても大根が吸収する水分に限界があるので、自然に任せても大丈夫なのです。

 味つけは、好みで塩分を足してもいいのでしょうが、乾物には自然な甘みや塩味があるので、私はこのままいただきます。

 ポリポリとして、どんどん食べたくなる優しい味に仕上がります。

 マヨネーズを少し足すと、大根のマヨネーズサラダになりますし、パセリなどを散らすと見た目も、栄養価もアップするのでオススメです。

2022.07.17(日)
文・写真=にらさわあきこ