●高野豆腐は副産物もGood!
続いては、高野豆腐です。
こちらも、容器に入れて、ヨーグルトでひたひたにします。
高野豆腐は、切り干し大根より体積が大きいので、下にもヨーグルトを敷くと安心です。
作る時は、水分を吸いやすくするよう、私は2分の1~4分の1サイズにカットしますが、キレイに切れないことが多いので、今回も写真がイマイチです(すみません)。
最初から細かくカットされたものを買ったり、保存バッグを利用したりすると、より手軽かもしれません。
作る上でのポイントは、こちらも切り干し大根同様、ヨーグルトを惜しみなく使うこと。
しかも、高野豆腐を使う場合は、ヨーグルトを多めにすると、いいことがあるのです。
それは、戻す過程でできる副産物が多くなること。
高野豆腐をヨーグルトで戻すと、とても簡単に(というか、作業なしで)ギリシャヨーグルトができるのです!
というのも、高野豆腐がヨーグルトの水分を多く吸うので、残ったヨーグルトがうまい具合に、ギリシャヨーグルトになるのです。しかもきめが細かくて、普通に作るより美味しいくらいのものができる!
「え、高野豆腐につけたヨーグルトなんて大丈夫なの?」と思われる皆さま、高野豆腐の味は移っていないので、大丈夫です。美味しいので、私はわざわざこちらを作りたいくらいです。
なお、高野豆腐は、体積が大きいので8時間程度置くことが多いです。
完成したら、白い部分は、ギリシャヨーグルトとしていただくため、別容器に移します。
また、高野豆腐はここからさらに調理していくのですが、私は簡単にオリーブオイルで焼くことが多いです。
ドライアンドピースさんの講習会で教わったレシピでは、戻したあと生ハムを巻いて焼いていましたが、私は焼くだけで終了。
味は好みで塩を振っても、ハムやチーズを乗せたりする場合は、そのままでもOK。
なお、戻り切っていないと感じた場合には、その後煮物に入れればOK。最初から白菜など一緒に煮込んでも美味しいです。
因みにギリシャヨーグルトには、クルミと蜂蜜をかけて、デザートのようにするのもオススメ。
今回は、2つの乾物から3品ができましたが、火を使った時間は5分程度。
暑さを感じる間もなく、エコでした。
しかも使った切り干し大根と高野豆腐は、それぞれ栄養価がとても高いですし、ヨーグルトと合わせることで、タンパク質量もぐんとアップ!
ヨーグルトで乾物を戻せることを知っておけば、料理のアレンジも広がります。うまく使って夏も筋肉をキープしていきましょう!
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2022.07.17(日)
文・写真=にらさわあきこ