マレーシア・バクテーのレシピ

■材料(4人前)

・豚肉(スペアリブ、バラ肉、肩ロースなど):1kg
・A1バクテー(肉骨茶)の素※:1パック
・にんにく:丸ごと1個
・乾燥しいたけ:5~6個(水で戻し、よく絞る)
・油揚げ:1枚
・えのき:1袋
・レタス:お好み
・オイスターソース:大さじ2
・しょうゆ:大さじ2
・塩:小さじ1/2~1
・水:1.5L
※ネット販売で購入可

■作り方

(1) スペアリブ、豚バラ肉や肩ロースなどの豚肉は3cm角にカットし、下ゆでしておく。にんにくは外側の薄皮を剥く。油揚げは横にして8等分、えのき、しいたけは石づきを切り落とす。

(2) 鍋に分量の水、「A1バクテーの素」、にんにく、しいたけを入れ、火をつける。沸騰したら弱火にし、漢方の香りが立つまで20分ほど煮こむ。

(3) ふたたび強火にし、豚肉を加える。あくが出たらとり除き、弱火にしてオイスターソース、しょうゆ、塩を加えたら、そのまま20~30分ほど煮こむ。

(4) 油揚げ、えのき、レタスを加えて、火が通ったらできあがり。
※クコの実やナツメを加えれば、彩りよく、スープがさらにふくよかな味わいに。

 鍋ができあがったら、タレを用意しましょう。刻みにんにくと唐辛子をしょうゆに加えるだけ。かなり辛いタレですが、このパンチのある辛さが絶妙なアクセントになり、おいしさが増します。

 「A1バクテーの素」さえあれば、本格的な味が簡単に再現できるんです。いや~最高!

 さて今回はもうひとつ。シンガポールのバクテーのレシピも紹介しましょう。

 えっ? マレーシアとシンガポールでバクテーの味が違うの? と思われた方、そうなんですよ。スープの香りも具も異なります。シンガポール用の「バクテーの素」も日本で購入できるので、さっそく作って、食べ比べてみました!

2020.12.27(日)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
協力=伊能すみ子(アジアごはんズ)