ウィーンとはひと味違う
“音楽の街”ザルツブルク

 世界的な音楽祭が開かれ、有名なオペラハウスのあるザルツブルクも、2018年はとくに「きよしこの夜」の年。ザルツブルク博物館では大規模な「きよしこの夜200-歴史、メッセージ、現代」という特別展が、9月29日(土)から開催される。

 「ザルツブルク音楽祭」のメイン会場でもある「祝祭大劇場」は、クラシックファンなら泣いて喜ぶ劇場だが……こちらでの恒例の「ザルツブルガー・アドヴェントジンゲン」は、2018年11月30日(金)から12月16日(日)まで「きよしこの夜」を演出に取り込んでいる。

 くわえて「フェルゼンライトシューレ劇場」では、「My Silent Night」というミュージカルが上演予定。初公開は2018年11月24日(土)で、アメリカの一流ミュージカル楽団がやって来ての華々しい舞台が展開されるもようだ。

 そして忘れてならないのが、ザルツブルクのクリスマス・マーケット。市内各地で開催されているが、ドーム広場のクリスマス・マーケットは格別だ。いろいろな種類のストール(出店)がならび、ひやかしで見るだけでもあっという間に時間が経ってしまう。

2018.09.04(火)
文・撮影=大沢さつき