世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。
第205回は、小野アムスデン道子さんが北海道の魅力を存分に味わいます。
ゴールデンウィーク頃まで
まだまだスキーを楽しめる!
スキーだけじゃなく、温泉もそして非日常の体験も、と欲張りに楽しめる北海道「キロロリゾート」への旅。
インスタ映えも抜群の「アイススターカフェ&バー」にてウォッカに火をつけたカクテルで乾杯した極上の休日を紹介します。
![幻想的な氷で出来たアイスバーのカクテル。極寒の美しき世界。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/-/img_7e399a99861a199afcc0774bbb7f4283159085.jpg)
羽田空港から新千歳空港まで約1時間半、そこからバスで約2時間の「キロロリゾート」は、美しい姿を見せる余市岳など、四季を通じて楽しめる自然に囲まれたリゾート。
冬はパウダースノーでのスキーと温泉を求めて世界中からゲストが集まる。
ここから小樽まで車で約30分、ウィスキーファンにはたまらない余市には約40分で行くことができ、観光の拠点としてもいい。
![雄大な自然のキロロ。朝里の頂上に向かうゴンドラから撮った余市岳が美しい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/6/-/img_c6fd56699a28bbfbaa9b1d15a55ee8fe159056.jpg)
ホテルは、ゲレンデが目の前の「シェラトン北海道キロロリゾート」と温泉施設を含む「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の2つがあってシャトルバスで結ばれているが、2019年12月にはゴンドラで直結することになるそう。
今回のステイ先は、温泉とアイススターリゾートでの大人の休日を満喫しようと「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」をチョイス。
![「キロロリゾート」では、最初に登録カードを作って、リフト、レンタル、レッスンを一元管理。自分の滑走記録も分かる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/-/img_d9adba1486f3edcc5f05b1e80d27c93b229274.jpg)
まずは「シェラトン北海道キロロリゾート」に隣接する「キロロ マウンテンセンター」へ。
ウェアやギア一式をレンタルすれば、手ぶらで行ってもすぐスキーを楽しめる。
また、キロロリゾートでは、スキー以外もスノーバギーやミニスノーモビル、また自然派におすすめのスノーシュートレッキングツアーなど冬季アクティビティも数多く提供している。
![ゲレンデは、家族連れやカップルなど多くの人でにぎわっていた。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/-/img_7fbbcb907c120d73444773e404d56bdb180071.jpg)
今回は、はじめてのコースなのでレッスンもお願いしてゲレンデへゴー。
SHO先生と一緒に山頂に向かうゴンドラに乗る。この先生は、フランス式メソッドと国際的なレッスンスタイルで教えることでも有名なキッズ向けの「アニーキッズスキーアカデミー」でもインストラクターを務めている。
途中、2019年内に出来上がる予定のラグジュアリーコンドミニアム「Yu Kiroro 」の敷地を望む。
キロロリゾートは、今後10年で豪華なヴィラ、タウンハウス、アパートメントなどを備えた、魅力あふれるビレッジエリアを開発する計画を発表している。
ここでは、11月からゴールデンウィーク頃までの長期にわたってスキーができる。
初中級向けのロングコースからオフピステという未圧雪でふかふかのスノーエリアまで、どんなスキーレベルの人でも楽しめるゲレンデだ。
![ゴンドラで眺望をゆったりと楽しみながら。一気に1,180メートルの朝里の頂上へ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/-/img_ed4875b61bffc2c01d54e5d383347435222529.jpg)
コンディションがよければ余市岳だけでなく羊蹄山も見えるという素晴らしい眺望を楽しんでいるうちに頂上に到着。
![ラグジュアリーコンドミニアム「Yu Kiroro 」の敷地が見える。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/a/-/img_2a032c98f3b3dcd71758c399397ed738167274.jpg)
![雪の多い年には580センチの積雪を記録したという恋人の聖地「ニイサの鐘」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/-/img_435aeb6aafd12cab448eb9196196cd90144809.jpg)
見晴らしのいい頂上で「ニイサの鐘」を鳴らして、滑降スタート。
林間コース「朝里パノラマ」を滑り降りる。ロングコースからの眺めもなかなかのもの。
![先生の後をトレーンして滑降。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/-/img_f10e43f2ac01a0284f5bf592132b4cc6234554.jpg)
![コース両側の林が神々しいほどきれい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/4/-/img_646ddd717c4aa73f8dd91b75e545a13c235247.jpg)
2019.03.26(火)
文・撮影=小野アムスデン道子