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本の話
菜の花と司馬さんの笑顔 『「司馬さん」を語る 菜の花忌シンポジウム』
司馬遼太郎は雑木林が好きで自宅の庭を雑木林風にしてもらった。現在の記念館(東大阪市)は自宅と隣接して安藤忠雄さん設計の建物で構成されており、建物の周囲にも同…
2023/02/20
コロナ禍に主人公が迷い込んだ 異世界は現実を先取り? 荻原浩新作『ワンダーランド急行』
――あの時、もしも。別の行動をしていたら、何かが少し違ったら、別の人生があったのではないか。“コロナさえ無ければ”の思いを共有する今だからこそ、そんな“もし…
2023/02/15
無差別通り魔事件のその先へ―― 罪と罰について向き合い続けた 薬丸 岳さんの新作『罪の境界』
これまでも自身の作品の中で、犯罪をめぐる「罪」と「罰」について、真摯に向き合い続けてきた薬丸岳さん。本作では物語の冒頭、多くの人々が行きかう渋谷のスクランブ…
2023/02/13
小川哲・読み切り短篇 「Butter-Fly」公開
2022年5月にお届けした小川哲さん初の自伝的青春小説「#001 walk 」。その第2弾にあたる短篇を、読み切りでお届けします。 世の中には、野や暮ぼな人間…
2023/02/10
恋愛文学の第一人者・村山由佳が 描く、果てのない愛の神髄 デビュー30周年作品『ある愛の寓話』
「官能には突き当たりがあるが、愛には果てがない」――本書の執筆中、村山さんが思わず口にしたひと言だ。 著者デビュー30周年記念作品となる『ある愛の寓話』には、…
2023/02/08
【山本一力が語るあの頃といま】 デビュー作が25年にわたる 人気シリーズになったわけ
人情味あふれる時代小説で人気の山本一力さん。単行本デビューは2000年の『損料屋喜八郎始末控え』で、以来、作品はシリーズ化され、今回第5弾となる『固結び』が刊…
2023/02/06
『社労士のヒナコ』著者に聞く 「時代を写すお仕事小説」の魅力 『希望のカケラ 社労士のヒナコ』
水生大海さんの人気シリーズ「社労士のヒナコ」の最新刊『希望のカケラ』がいよいよ刊行されました。社会保険労務士を主人公にした、労務問題×ミステリーという組み合わ…
2023/02/03
現代版“必殺仕事人”ここに誕生! 中山七里『祝祭のハングマン』
隔月で新作を刊行するという驚異の執筆ペースを誇る中山七里さん。新刊『祝祭のハングマン』は、法律では裁けない人間を司法に代わって裁く陰のヒーロー〈私刑執行人(ハ…
2023/02/01
無数の人々の「旅」を冷徹に捉え、 実は誰よりも激しい旅程に身を置く 東山彰良の新作文庫『小さな場所』
東山彰良は旅人である。 異論は認める。一般的には、東山彰良はどこからどうみても小説家だ。しかしわたしは彼の作品を読むたび、この世に生を受けてしまった者のどう…
2023/01/30
<恐怖の帝王>スティーヴン・キングが贈る新たなホラー巨編は息子との共著。いったい何が変わったのか?
本書は、スティーヴン・キングとオーウェン・キングの合作長編小説 Sleeping Beauties(2017)の全訳で、二〇二〇年十月に刊行された単行本の文…
2023/01/27
大野藩はなぜ黒字だった? 畠中作品唯一の歴史小説 『わが殿』はここから始まった
本書は畠中恵の代表作である。と書くと、代表作は「しゃばけ」シリーズだと、異議を唱える作者のファンが大勢いることだろう。二〇〇一年、第十三回日本ファンタジーノ…
2023/01/26
職場にやりきれなさを抱えるあなたに 『希望のカケラ 社労士のヒナコ』 働く人の鎧にも刀にもなる物語
まずはひとつ質問を。もしも今、「職場に対する不満はありますか?」と訊かれたら、あなたはどう応えますか? テレビの街頭インタビューなどを想定すると体裁もあるだ…
2023/01/25
死刑囚の事実と真実が反転する ラストに心震える――『教誨』 著者の柚月裕子が最新作を語る
「我が子を含む幼い命を奪った犯人への“一体なぜ、どうして?”という恐怖にも似た強い疑問が出発点でした」 幼児二人が亡くなり、被害者の母親が逮捕された事件がかつ…
2023/01/24
歴史を読むことで生命力も上がる! 歴史賢者3名が語る歴史小説のすゝめ 浅田次郎×川越宗一×澤田瞳子
過去を生きた人々のドラマを今に物語として蘇らせる。歴史を書くこと、読むこと、その魅力とは――。作者たちが自らの体験を踏まえて、縦横無尽に熱く語り合いました。…
2023/01/23
阿部智里――作家の羽休み―― 「文藝春秋100年フェスで 鼎談してきたぞ!」
先日、普段めちゃくちゃお世話になっている文藝春秋さんが創立100周年を迎えました! それを記念し、12月9日(金)・10日(土)の2日間にわたって「国際情勢…
2023/01/06
正気の人間なんか、この世にいない 戦慄する極悪刑事の狂気 『銀弾の森』(逢坂 剛)
まいった。まさかここまで非情で冷酷で、性格が悪いとは――遡(さかのぼ)ること四半世紀近く前、わたしは、読者の共感など知ったことか、とばかりに驀進する逢坂さん…
2023/01/05
貨幣、雇用、身体の未来に思いを馳せる――井上智洋が『メタバースと経済の未来』を書いた理由とは
2016年に刊行した『人工知能と経済の未来』から6年。経済学者の井上智洋さんが来たるべきメタバース社会を素描し、従来の資本主義とは異なる資本主義の到来を考え…
2023/01/04
作品の舞台・新小岩の街がくれたご縁とインスピレーション 『スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2』
皆様、『スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2』を読んでくださって、ありがとうございました。 皆様に応援していただいたおかげで、この作品もシリーズ化が決まりました…
2023/01/03
内外の悲劇を見聞きしながらも、 人間を信頼して描いた物語 『巡礼の家』(天童 荒太)
瀬戸内海に面した温暖な気候に恵まれ、三千年の歴史を誇る道後温泉があり、四国最大の都市でもある愛媛県松山市。本書は、松山市にある遍路宿、「さぎのや」を軸に展開…
2023/01/02
ベスト10ランキング総なめ! 『捜査線上の夕映え』創作秘話 第26回日本ミステリー文学大賞も受賞
年末恒例の4大ミステリランキングすべてで、ベスト10入りしたのが有栖川有栖さんの『捜査線上の夕映え』だ。第26回日本ミステリー文学大賞も受賞された有栖川さんに…
2022/12/30
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《今年の夏こそ、リゾート・軽井沢へ》上質なお部屋、料理、温泉がそろう“新たなホテル”で、軽井沢の魅力を堪能する“魅惑のひととき”を。
2025.5.27
「上裸の女性が飛び跳ねながら奇声を上げて入ってくると思いきや…」つづ井が『霧尾ファンクラブ』サイン会で目撃した意外な光景
2025.6.7
【令和ロマン・松井ケムリと愛猫】「生き物の名前は全部、幸子でいい。それ以外は人間の傲慢」愛するあまりSNSに猫の写真を載せられない理由とは?
2025.6.6
「“気持ちいい”を知ることは健康的で知的な営み」北欧発ラグジュアリーセルフケアブランド「LELO」のトイを選択肢のひとつに
2025.6.5
「アイドルを推すとこんなことがあるんだ」つづ井が地球のお魚ぽんちゃんと語り合った“かなりの大事件”
浅野忠信さんの母・順子さん(74)が明かす、人生を変えた「60代の恋」 離婚、介護を経て…「一緒にいられるのは10年。楽しいことをいっぱいしようねって」
乳がんが判明した母の残り時間はあとわずか…4姉妹が経験した「後悔の無い看取り」
「大丈夫よ、わたし死なないから」そう話す母に残された時間は“1カ月”作家・尾崎英子初エッセイ『母の旅立ち』から考える家族の死
脳科学者・中野信子さん「そもそも悩むのはなぜでしょう?」 代官山 蔦屋書店でトークイベント開催決定!【7月3日(木)19:00~20:30】
2025.6.2
〈祝ゴールデングローブ賞受賞〉浅野忠信を育てた母・順子さん(74)が語る「家族の歴史」 米兵の父との別れ、元芸者の母との生活、“ハマに名を馳せた”10代…
2025.1.15
「ライオンに嚙みつかれたシマウマは“恍惚”の表情を…」旭山動物園を日本一にした獣医師・小菅正夫が“死にゆく動物”を見て気づいたこと
2025.5.24
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《“私の立ち食いそば店ベスト3”を特別公開》洗練されたお店を営む“本格派蕎麦職人”があえて「立ち食いそば」を食べ歩きまくる理由
2025.5.26
6月6日発売
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2025.6.1
「地球を救うために今アクションを」環境保護写真家が伝える、海の美しさを守る未来
「生理中に感じている、ちょいズレストレスは減らせる!」 今話題の“ついてくるナプキン”の魅力を伊藤千晃さんが語る
2025.5.14
カルティエのダイヤモンドが語る「時の旅」 辻村 深月
6月8日の月が教えてくれるヒント 人に話すと迷いそうなことを決行!
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『CREA』2025年春号(通常版)に関するお詫びと修正版PHOTO CARD送付のご案内
2025.3.13
「CREAかわいいニャングランプリ2025」個人情報に関するお詫びとご報告
2024.12.30
CREA2025年冬号の記事にて お詫びと訂正がございます
2024.12.6