よろスィーツ! スイーツなかのです。
新年はやっぱり和菓子が食べたい。そこで、今回は東京の老舗和菓子屋さんの名物最中をご紹介。予約必須の名物から知る人ぞ知る逸品まで。
新年の手土産としてもおすすめです。
» 1 空也
» 2 さゝま
» 3 日本橋 長門
» 4 芝神明 榮太樓
» 5 青柳正家
いつの時代も愛される東京名物
◆空也
銀座・並木通りにある「空也」。明治17年創業の老舗で、代表菓子「空也もなか」は言わずと知れた東京を代表する最中です。
ぼくの祖父も空也もなかの大ファンでしたが、どの時代も人を虜にする、この名作もなかには、積み重ねた歴史が詰まっています。
小ぶりで愛しいひょうたん型のシルエットは、こんがりと焼き上がった焦がし皮。パリッとした食感で音まで美味しく、初めて食べたときは、もなかってこんなに香ばしいのかと驚きました。
中に包むのは、つぶし餡。なめらかさもある粒あんで、空也のあんこは何度でも食べたくなる美味しさ。小豆の味わいを堪能しつつ、香ばしい皮とあんこの相性も素晴らスィーツ!
食べると長く愛されるのがよく分かる、実直な美味しさです。
空也
所在地 東京都中央区銀座6-7-19
電話番号 03-3571-3304
Instagram @kuya.tokyo
※配送なし、通販なし、現金のみ
2024.01.07(日)
文=スイーツなかの
撮影=深野未季