
よろスィーツ! スイーツなかのです。今回のテーマは「大福」。
豆大福、栗大福、苺大福など、大福ひとつとってもいろいろな種類がありますが、今回は定番のものではなく、そのお店ならではの大福をセレクトしました。
大福が誕生した背景、素材へのこだわり……一つ一つに理由があり、その辺りも含めて読んでもらえたら嬉しいです。
» 1【駒沢】KIKYOYA ORII
» 2【早稲田】七里香
» 3【恵比寿】SISIRI
» 4【根岸】竹隆庵 岡埜
» 5【西原】御菓子所 胡禾
お酒とも合う和洋折衷の味
◆KIKYOYA ORII

世田谷・駒沢にある「KIKYOYA ORII」。
1607年創業、三重にある老舗和菓子屋「桔梗屋 織居」から、19代目の中村弓哉さんが立ち上げたブランドです。
「白いちじくとマスカルポーネの大福」は、その名の通り、白いちじく餡にマスカルポーネクリームを合わせたもの。
バーでウィスキーとドライ白いちじくを食べたとき、お酒との相性の良さ、種のプチプチした食感が印象に残り、これを和菓子に活かしたいと思ったのだそう。
ラム酒が香る白いちじく餡とクリームのコクがたまらなく、一度食べたら忘れられない艶やかな甘さがナイスィーツ! 滋賀羽二重餅米を使用した、朝つきたてのお餅も至福のおいしさで、和と洋のバランスが見事。
お酒とのペアリングもおすすめしたい、大人の大福です。
餅菓子専門《KIKYOYA ORII -since 1607-》
所在地 東京都世田谷区駒沢1-4-11 Kハウス・ツノダ 1F
電話番号 03-6805-5228
Instagram @kikyoya_orii_mochi