こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
前回は、美尻作りにオススメしたいケアアイテム(イグニス イオのヒップ用洗浄料など)をご紹介しました。
今回は、ケアの効果を上げるための使い方とエクササイズについてです。
マッサージ的使い方は?
洗ったり、クリームを塗ったり……など、せっかく手間をかけるなら、効果的に行いたいですよね。
そこで、以前、お風呂で行うセルフケアのノウハウを教えてもらったエステティシャンの山崎はるなさんに、お尻のケア方法について聞きました。
》エステティシャンの山崎はるなさんの記事を見る(体を洗うついでに毎日できる お風呂でのセルフマッサージ習慣で 首からあごがスッキリ!)
山崎はるなさん
今回は、「お尻をシュッとさせる」ためには、具体的にはなにをどうすればいいのか教えてもらいました。
というのも、私のお尻といったら、太ももとの境界感がなく、縦長で少し薄めです(下記イメージイラスト参照)。それをできれば、短く「キュッ」と上がった美しい形にしたいのです。
「お尻をシュッとさせるには、老廃物をしっかりと流すのが大事です。そのために、手を動かす時はリンパを意識して、鼠径部のリンパ節に老廃物を流すイメージで行いましょう」(エステティシャン・山崎はるなさん、以下・同)
洗う時もクリームをつける時も、両手のひらにソープやクリームをしっかりと行き渡らせて開いたら、お尻の割れ目付近から横に手を移動させていきます。最終的には、前面の鼠径部にあるリンパ節まで持っていきます。
このノウハウを教わる前は、「お尻ケアはお尻ゾーンだけ」で、完結させていました。
そのため、鼠径部までを目指す動きは「やりにくいのでは?」と思ったのですが、実際はまったく難しくなく、手のひらをしっかり開いて老廃物を前に流すようにすると、お尻ゾーンの血流が良くなった気さえしました。
「老廃物をきちんと取り除くと、むくみが取れるので、四角くなったお尻が本来の丸い形に近づきます」と山崎さん。
以前の私なら、「本当に?」と疑っていたところですが、今回は腑に落ちました。
というのも、前回書いた通り、私は最近お尻を丁寧に洗ってクリームを塗っているのですが、それだけでお尻の形が確かに良くなってきたと感じているからです。
「美尻になるためには、厳しい筋トレをしなければならないということはありません。老廃物を取り除くだけでも、美しい形になります。入浴時や入浴後のケアが大事なのはもちろん、鼠径部を圧迫するような姿勢や下着を改めるなど、普段から鼠径部のリンパ節を開放する意識を持つといいでしょう」
なるほどー。知っているのと知らないのとでは大違い。今度は鼠径部のリンパ節をちゃんと意識しようと思いました。
2023.04.16(日)
文・撮影・イラスト=にらさわあきこ