この記事の連載
- さとうあいレシピ #1
- さとうあいレシピ #2
- さとうあいレシピ #3
- さとうあいレシピ #4
- さとうあいレシピ #5
- さとうあいレシピ #6
- さとうあいレシピ #7
- さとうあいレシピ #8
- さとうあいレシピ #9
- さとうあいの薬膳レシピ #10
- さとうあいの薬膳レシピ #11
- さとうあいの薬膳レシピ #12
- さとうあいの薬膳レシピ #13
- さとうあいの薬膳レシピ #14
- さとうあいの薬膳レシピ #15
- さとうあいの薬膳レシピ #16
- さとうあいの薬膳レシピ #17
- さとうあいの薬膳レシピ #18
- さとうあいの薬膳レシピ #19
- さとうあいの薬膳レシピ #20
- さとうあいの薬膳レシピ #21
- さとうあいの薬膳レシピ #22
- さとうあいの薬膳レシピ #23
- さとうあいの薬膳レシピ #24
- さとうあいの薬膳レシピ #25
- さとうあいの薬膳レシピ #26
- さとうあいの薬膳レシピ #27
- さとうあいの薬膳レシピ #28
- さとうあいの薬膳レシピ #29
- さとうあいの薬膳レシピ #30
- さとうあいの薬膳レシピ #31
- さとうあいの薬膳レシピ #32
- さとうあいの薬膳レシピ #33
- さとうあいの薬膳レシピ #34
- さとうあいの薬膳レシピ #35
- さとうあいの薬膳レシピ #36
- さとうあいの薬膳レシピ #37
- さとうあいの薬膳レシピ #38
- さとうあいの薬膳レシピ #39
- さとうあいの薬膳レシピ #40
- さとうあいの薬膳レシピ #41
- さとうあいの薬膳レシピ #42
- さとうあいの薬膳レシピ #43
◆薬膳スパイス入りホットワイン
ホットワインは、寒さの厳しいヨーロッパで好んで飲まれる飲み物です。体を温め、巡りをよくする効果のあるシナモンやクローブなどのスパイスを入れて作ります。本来はオレンジやリンゴを合わせて作ることの多いホットワインですが、今回のレシピではなつめを入れて薬膳風の仕上がりにしています。
白ワインでも作ることができますが、赤ワインのほうが体を温める効果が高いので、しもやけ症状には赤ワインがおすすめです。甘さ控えめ、かつ、酸味のある仕上がりになりますので、お好みで黒砂糖やはちみつを合わせてもよいでしょう。
●材料(4人前)
・赤ワイン:300ml
・水:300ml
・生姜:10g
・なつめ:2個
[A]
・シナモンスティック:1本
・スターアニス:1個
・クローブ:2個
・カルダモン:3個
●作り方
(1) なつめは包丁で切り込みを入れます。生姜はスライスします。
(2) 鍋に赤ワイン、水、(1)のなつめと生姜、[A]のスパイスを入れて加熱します。
(3) 弱火で30分ほど煮て、スパイスの香りがワインに移ったら火を止めます。
(4) カップに注ぎ入れ、完成です。
血の巡りをアップさせて、つらいしもやけシーズンを乗り切ろう!
痒くて痛いしもやけ。対策のためには、寒い中長時間外にいないことや、体を温めることも大事ですが、巡りの悪い体を整えることも効果的です。体を食事で整えていくことで、しもやけになりにくい体質に少しずつ変えていくことができますよ。今回ご紹介した血巡りアップ食材を、ぜひ毎日のごはんにご活用ください。
さとうあい
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。
Column
さとうあいの薬膳レシピ
季節の変わり目や、疲れなどからくる体調の変化に薬膳料理はいかがでしょう。
身近な食材を使った薬膳料理を、料理家のさとうあいさんが教えてくれます。
難しい準備は不要! 簡単でおいしいレシピの数々に体も喜ぶはず。
2023.02.14(火)
文・撮影=さとうあい