クリスマス後のニューヨークの様子
そんなロックフェラーツリーとともにクリスマスを過ごし、夜が明けると、いつも通りのにぎやかなマンハッタンが戻ってきました。
日本では、12月26日の朝になると一斉にクリスマスツリーやリースが片づけられ、門松やしめ縄飾りなどが登場し、新春ムード一色となりますが、ニューヨークの街並みにはそんな慌ただしさはありません。
クリスマスツリーやクリスマスの飾りは片づけられることなく、昨日のままの姿でそこにあり、ロックフェラーセンターでは相変わらず観光客がツリーをバックに写真を撮っていました。まるで街全体がクリスマスの余韻を楽しんでいるような、アフタークリスマスの日々でした。
片づけられることなく相変わらず飾られているクリスマスツリーやリースは、その後もタイムズスクエアでのカウントダウンを経て、新年を迎えても青々と輝き続けていました。
ようやくクリスマスグッズが片づけられ始めたのは、日本でいう松の内1月7日あたりを過ぎたころになってからです。
2020.12.05(土)
文=佐藤俊輔
写真=平松市聖