今年のクリスマスはニューヨークスタイルで!
クリスマスのきれいな飾りを、12月26日の朝に外してしまうのはもったいないので、今年はニューヨークのように、長~くのんびりと楽しんでみませんか?
とはいえ、ツリーなどを松の内まで放置しておくのはなかなか難しいと思います。そこで注目したいのは、クリスマスリースのような壁掛けのアレンジメント。これならちょっとした工夫をすることで、クリスマスからお正月まで長く楽しむことが可能です。
花をおうちに取り入れる絶好の機会となるクリスマス。肩肘を張らずに、おうち時間を利用して、余韻をじっくり楽しみながら新年を彩るアレンジメントを取り入れてみましょう。
最初に用意するクリスマスリースは買ってきても、自分で作ってもどちらでも構いません。
クリスマスリースに使われるスギやヒイラギなどは、日本でも昔からなじみのある植物です。
オーナメントでも使われる金は、金箔を使った蒔絵などの工芸品や、黄金の国ジパングと呼ばれた歴史に見られるように、日本の歴史に深くかかわってきました。
そのような和と洋の共通点がある花材が入っているクリスマスリースを用意することが、リースを長く楽しむための、ひとつ目のポイントです。
クリスマスらしいサンタやろうそく、プレゼントの飾りなどが入っていても問題ありません。金のオーナメントは小ぶりなものが良いでしょう。
クリスマスリースは、リースの土台にグリーンやお花、オーナメントをまんべんなく飾り付けるだけで簡単にできるので、自分で手作りするのもおすすめです。
最近では雑貨店や100円ショップで様々なリースの土台やオーナメントが手に入りますので、自分だけのお気に入りを集めて、特別なクリスマスリースにしてみてはいかがでしょうか?
2020.12.05(土)
文=佐藤俊輔
写真=平松市聖