母の日(5月14日)に贈りたいお洒落なフラワーギフト

 母の日が近づいてきました。いつも皆さんはどんなお花を贈っていますか? 自宅や仕事場の近くの花屋さんから、なんとなく贈っているという方も多いのではないでしょうか。

 全国15,000店ともいわれる花屋さんの中には、知る人ぞ知る隠れ家的な花屋さん、仕入れに信頼の置けるプロ御用達の花屋さん、海外にも支店を持ち、他国の花文化に触れられる花屋さんなど、唯一無二の存在感を放つ花屋さんが存在します。

 今年は、そんな憧れの花屋さんの花を贈ってみませんか? フラワーデザイナーの佐藤俊輔が、センスのいい花屋さんから、おすすめのフラワーギフトを紹介します。通販可なので、直接足を運べない方もぜひチェックしてみてください。

【ジャデルトウキョウ】
01 寒色系小花がアクセントになったスタイリッシュなブーケ
02 クラシカルなカラーのバラが目を引くお洒落なアレンジメント
03 華やかな芍薬が主役のブーケとワインのセット
【ジャルダン・ドゥ・アイロニー 芦屋店】
04 香りのあるバラやダリアでまとめたエレガントなアレンジメント
05 オーバルの花器を使用した華やかなアレンジメント
06 淡いトーンの花やグリーンで構成された優しい印象のアレンジメント
07 ビビッドなカラーの花を集めた艶やかなアレンジメント
【フラワーズネスト】
08 たくさんの種類の花が楽しめる優美な印象のアレンジメント
09 大輪の芍薬が主役の可憐なアレンジメント
10 ワイルドフラワー入りのエキゾチックアレンジメント
11 芍薬やアジサイ、旬を堪能できるアレンジメント


「癒やしの庭」がテーマの韓流スタイルフラワーギフト

◆ジャデルトウキョウ

 ユーキャンが発表する新語・流行語大賞で2020年「第4次韓流ブーム」がノミネートされたのは記憶に新しいところですが、花業界でも韓流スタイルという分野は注目を集めてきました。

 以前韓国のソウルを訪れた際に、ブーケやミニ花束、一輪のものなど種類は様々ですが、花を持って歩く人が多いことに気が付きました。韓国人の友人に尋ねると、韓国では特別な記念日に限らず、何気ないデートで花を贈る習慣があるとのこと。また、「付き合って100日記念」など、日本に比べて「恋人たちの記念日」そのものも多いようです。

 ソウルの花屋さんを巡って感じたのは、色の配置をとても大切にしているということ。切り花の入った花器一つひとつ、花束の花一本一本にまでこだわりを持った丁寧な花屋さんが多い印象でした。

 そんな韓国の花文化を本格的に味わえるのが、四谷にあるジャデルトウキョウです。韓国出身、日本の美術大学でデザインを学んだボギョン氏が手がける花屋さんで、韓国と日本のフラワーデザインが融合した唯一無二の世界観を楽しめます。

ジャデルトウキョウのおすすめフラワーギフト

 ジャデルトウキョウが母の日のために用意するギフトは、クラシカルなカラーのバラに寒色系の小花をちりばめたスタイリッシュなブーケとアレンジメント。

 今年の母の日のテーマは「Healing Garden」。植物そのものの色みや植物の優しい動きを緻密に表現した、癒やしの庭が広がるようなアレンジになっています。

01 寒色系小花がアクセントになったスタイリッシュなブーケ

02 クラシカルなカラーのバラが目を引くお洒落なアレンジメント

03 華やかな芍薬が主役のブーケとワインのセット

 ワインエキスパートの資格も持つボギョン氏ならではの、ワインと花かごがセットになったアレンジメントも。ワインカラーの芍薬をメインにスカビオサやラナンキュラス、そしてナチュラルな小花を合わせたアレンジは、奥深いワインの味わいを表現しているようです。

ジャデルトウキョウ

所在地 東京都新宿区四谷三栄町14-5 1F
電話番号 03-6384-2010
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜日
注文方法 オンライン注文
https://jader.jp/onlinestore/
※予約は5月8日(月)まで
※5月11日(木)~5月15日(月)で配送日指定可能
※全国的に配送が混雑する期間のため、希望のお届け時間が前後する可能性あり

2023.04.29(土)
文=佐藤俊輔