こだわり派に。ベーカリーの人気商品「ココナッツタルト」

「ココナッツタルト」は、ベーカリー、焼き菓子店で購入できる。写真はクアラルンプールのチャイナタウンで、1個1.8リンギット(約60円)で購入。

 以前、ココナッツのおやつのコラムでも紹介した「ココナッツタルト」。ココナッツの白い果肉をフレーク状にし、スポンジ生地にたっぷり練りこんで焼き上げたタルトで、シャリッとしたココナッツフレークの食感が楽しめます。ふんわり広がるココナッツの甘い香りもとても上品!

 1個が手のひらサイズと大きいので、おいしいもの好きの友人へのお土産にぜひ。これを持って自宅に遊びに行って、自分もいただいちゃう(笑)。楽しかったマレーシア旅行の土産話にも、花が咲きそうです。ちなみに、持ち帰り用の箱のない店もあるので、同コラム執筆者のナオさんは、マイタッパー持参で持ち帰っているそうです。

しっとり食感。完熟バナナたっぷりの「バナナケーキ」

「バナナケーキ」は、ベーカリー、焼き菓子店で購入できる。カットされたもの、パウンドケーキ型など形状は色々。1カット1.5リンギット(約45円)ほどで販売。

 マレーシアのバナナケーキは、本当においしいです。完熟バナナをたっぷり使い、しっとりと焼き上げたスポンジケーキで、バナナそのものの自然な甘み。家庭でもよく作られている非常にポピュラーなおやつです。

 一年中温暖なマレーシアは、多品種のバナナが季節を問わずに育ち、そのため、もぎたて、完熟のものが市場に並びます。そのバナナの味をぎゅっと凝縮したおやつなのですから、これがおいしくないはずはない。日持ちはあまりしませんが(冷蔵庫で3日~1週間程度)、ぜひお試しください。

番外編。毎朝トーストにつけて楽しめる「カヤジャム」

「カヤジャム」は、スーパー、ベーカリー、カヤトースト店で購入できる。写真はマレーシアのパン屋「ブレッドトーク」のカヤジャム、6リンギット(約180円)。

 ココナッツミルクと卵黄、砂糖でつくるジャム、カヤジャム。以前このコラムで紹介したように、南国カスタードともいわれる甘~いジャムで、現地の朝食には欠かせないアイテムです。薄切りの食パンをトースターでカリッと焼き、カヤジャムとバターの両方を塗って食べるのが現地流。

 写真で紹介しているカヤジャムは、ガラス瓶に入った高級バージョンですが、スーパーではプラスチック容器のお手頃なカヤジャムを1.5リンギット(約45円)で購入できます。

 お土産選びも、旅の楽しみのひとつ。今回紹介したのは、帰国してからもマレーシアの空気を思い出すことができ、また、お友達に“どや顔”で渡せるおいしいアイテムばかり。ぜひ参考にしてください。

マレーシアごはんの会 古川 音(ふるかわ おと)
「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもち、『ニッポンの評判』(新潮新書)のマレーシア編を執筆。マレーシアごはんの会の活動のほか、情報サイト「All About」でのマレーシアライター、食文化講演も担当している。
オフィシャルサイト http://www.malaysiafoodnet.com/

Column

マレーシアごはん偏愛主義!

現地で食べたごはんのおいしさに胸をうたれ、風土と歴史が育んだ食文化のとりことなった女性ふたりによる熱烈レポート。食べた人みんなを笑顔にする、マレーシアごはんのめくるめく世界をたっぷりご堪能ください。

2016.07.22(金)
文・撮影=古川音