マレー半島とボルネオ島北部にまたがる常夏の国、マレーシア。実はこの国、知る人ぞ知る美食の国なのです。そこでこの連載では、マレーシアの“おいしいごはん”のとりこになった人たちが集う「マレーシアごはんの会」より、おいしいマレーシア情報をお届け。多様な文化が融け合い、食べた人みんなを笑顔にする、とっておきのマレーシアごはんに出会えますよ。

こんもり山型のかき氷。見た目は日本とそっくりなのですが……!

マレーシアで人気No.1のおやつは、カラフルに彩られたかき氷!

 かき氷。日本では夏の風物詩ですが、マレーシアでは、時期を問わず日常的によく食べられているおやつ。子どもも大人もみんな大好きで、路上のかき氷屋台では、家族や友人たちと一緒に、のんびりと溶けたかき氷の汁をすすっている姿をよく見かけます。

 マレーシアのかき氷は、すこし深めの皿に、こんもり山型に氷を盛ったスタイル。見た目は日本のかき氷とそっくりで、山の表面からザクザクと削るように食べすすめていくのも同じです。

かき氷の盛りつけは2種類ある。皿に具を入れ、その上を削った氷で覆うタイプと、削った氷を皿に盛ってから具をトッピングするタイプ。写真は後者。
マレー半島北西部の都市、イポーの屋台にて。車で乗りつけた男性2人は、しばしの涼を楽しんでいた。

 では何が違うの? といいますと、ずばり、具の種類。とにかく具だくさんで、あれもこれものせちゃった! てな感覚の盛り盛りかき氷。さらに、この具材がかき氷に!? と驚くものもあるのです!

※4ページ目に、このイポーのかき氷屋台の様子を動画で紹介しています。お見逃しなく!

2015.08.10(月)
文=古川 音
撮影=古川 音、三浦奈穂子