コンセプトはズバリ“食べて美しくなる冷やし麺”!
グランド ハイアット 東京「チャイナルーム」
メニュー名:冷やし坦々麺、トマトスープ冷麺、羽衣ミルクかき氷
夏も本番。冷やし中華の季節がやってきました。都心のホテルのチャイニーズレストランには、毎年この時期、料理長が工夫を凝らした冷やし麺が登場します。何を隠そう、私は「ホテルのレストランの冷やし麺」が大好き! 昨年はウェスティン ホテル東京の「龍天門」、グランド ハイアット 東京の「チャイナルーム」、ホテルオークラ東京の「桃花林」、シェラトン都ホテル東京の「四川」の冷やし麺をいただきました。どれも厳選した食材を使っていて、街の冷やし中華とは別モノの味わい。そしてホテルのレストランならではの優雅な空間で、冷やし麺ひと皿でも十分、贅沢気分にひたれます。仕事の合間に贅沢ランチでテンションをあげたい! というときにぴったりなのです。
さて、「キレイになれる」という視点で冷やし麺を選ぶなら、今年は断然、グランド ハイアット 東京「チャイナルーム」の冷やし麺です。なにせコンセプトはズバリ“食べて美しくなる冷やし麺”。その上、デザートメニューには燕の巣とココナッツミルクのシロップを添えたマンゴーミルクかき氷があるというではありませんか! そこで編集M女史と連れ立ち、2種類の麺を試しに行ってきました。
冷やし麺のメニューは全3種類あり、麺はすべて特製の海洋性コラーゲン麺。麺そのものにカツオとマグロの皮から抽出したコラーゲンがたっぷり練り込まれているそうです。食べる前からテンションが上がりますね、ふふふ。
「トマトスープ冷麺 海鮮入りサラダ添え ~海洋性コラーゲン麺~」は昨年から続いているメニューで、これは「チャイナルーム」独特の名作。M女史にもぜひ食べてみてもらいたくて、ひとつはこれを注文しました。もう1種類オーダーしたのは、今年の新作「健美の豆乳と胡麻の香り豊かな冷やし坦々麺」です。白胡麻を約 150グラムと贅沢に使ったスープは、中里料理長が「スムージーのように飲んでほしい」という思いでつくったそう。とろりとしたクリーミーなスープをひと口飲むと、豆乳のまろやかさと白胡麻のコク、甘味が広がり、シャキッと元気が出ます。具の挽き肉は豆板醤や甜麺醤、辣油や山椒油で味付けされていて、スープとのバランスがお見事! 豆乳のイソフラボンは女性の更年期障害や高コレステロールの予防、さらには乳ガンの発生抑制といった効果が期待されるそうです。
2014.07.29(火)
文=小松めぐみ