この記事の連載
- タカラヅカレッスン 前篇
- タカラヅカレッスン 後篇
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
マスク生活で乏しくなったわが表情を豊かにすべく、元タカラジェンヌ・初嶺麿代(はつね・まよ)先生の「なりきりタカラヅカ」なるレッスンに参加してきました。
それがめちゃくちゃ楽しくて、夢心地が今も続いています。
しかも、美容パフォーマンスが明らかに向上し、「ビフォーレッスン」「アフターレッスン」と言っていいほどの成果がありました。いったい何がどう良かったのか。
レッスンの様子と美容効果の考察を先生の素敵画像を交えながら、2回に分けてご紹介します。
全力で活動すると透明感が出る
参加した「なりきりタカラヅカ」は、初嶺先生が考案したオリジナルのレッスン。元タカラジェンヌの先生の指導で、タカラジェンヌになりきって楽しく歌ったり踊ったりするもので、先生が主宰する都内2つのスタジオで行われます。
ダンス&フィットネススタジオ HatsuNe
ちなみに先生のレッスンには、宝塚音楽学校を受験するためのコースもあって、毎年数多くの合格者を輩出しています。最近、民放のテレビ局が密着番組を放送していたので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
私自身は、数年前に移転前のスタジオを通りかかったことがあり、「こんなレッスンがあるんだ」と心の片隅に置いていたのが最近、マスクを取るための対策を考える中で思い出し、かつ、「日常が戻ってきた今こそ、挑戦するチャンスかも?」と、この度の参加を決めました。
お邪魔したのは、池袋のスタジオ。
レッスン当日、少しドキドキしながらスタジオに入ると、受付のカウンターで初嶺先生が出迎えてくれました。
「わ、先生が美し過ぎる!」と、誇張でなく、思いました。
透明感が半端なく、頬に自然な血色感があり、本当に大げさでなく、砂糖菓子のようだったのです。砂糖菓子なんていう比喩を人に対して使うのは私も初めてなのですが、もう「そう」としか言いようがなく、「なるほど、日々、体の全細胞をしっかりと使って全身全霊で活動していると、細胞も生き生きとして一つ一つが立つ、というか、フレッシュな感じになるのだな」と、いたく納得したのでした。なお、「立つ」、とは、「お米が立つ」ようなイメージで、みずみずしく、生き生きとしているということです。
ロッカールームで運動着に着替えていると、他の参加者の皆さまが続々と集まってきました。年齢は、10代から70代くらいまで。初参加の挨拶などをすると、皆さま、「誰のファン?」「何組が好き?」などの宝塚トークで歓迎してくれました。
その後、スタジオに移動してからも、既にスタンバイしていた方々とまたまた宝塚関連トーク。このスタジオにいるだけで、すでに「宝塚にいる」感があり、早くもウキウキ気分に包まれます。
2023.05.14(日)
文・写真=にらさわあきこ
資料提供=初嶺麿代
撮影=鈴木七絵